夢の日記21

グロ注意



人身事故の夢。


駅のホームで電車を待っていた。ホームにはドア停車位置ごとに2列×3人くらいの人が並んでいた。みんな通勤だろう。
つぎの電車まだかな~と思っていると、電光掲示板の表示が突然バグる。そしてアナウンスで「次はバカには見えない電車がきます」と。急行でも各駅でもなく、バカには見えない電車。
なんだ?と思っていると、列の人たちが電車が来た時のように前へと動く。まるで電車が止まったみたい。でも私には電車なんて影も形も見えない。これって裸の王様みたいなやつじゃないの?とハラハラしてると、先頭にいた男の人がホームから電車に乗るような仕草をしてーー線路に落ちた。

え?普通に落ちてるじゃん、と思ってたら、次の電車が遠くから来るのが見える。えっまずい!バカには見えない電車が実在するかしないかは別として、あの人ひかれちゃう!とホームの緊急停止ボタンに駆け寄って押す。でもわかった。間に合わなかった。
 ブレーキの音がして、目をつむる。目の上に何か液体のようなものがかかった。多分、血。人身事故だ!と人々は大騒ぎ。とにかく現場の方を見ないようにして、ホームの階段を駆け上がって駅員さんを呼びに行く。
駅員さんを連れて再びホームへ。その頃には現場は野次馬で見えなくなっていた。みんなスマホとか持ってる。ふと緊急停止ボタンの方を見ると、ボタンのある柱の近くに腕があった。あの腕の血が顔にかかったんだな、とわかる。
駅員さんに駅員室にいれてもらって、顔を洗わせてもらう。タオルを借りて、警察の人が目撃者から話を聞きたいから、と駅に残るようにいわれる。

何だったんだろう、バカには見えない電車って。私には見えないだけで、本当に電車が来てたんだろうか。彼は電車が見えてたんだろうか。それても見えてないのに、見えてたふりをして死んだのか。
不思議な夢だな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?