夢の日記9

こんな夢を見た。


家族(母と叔母)と地元の駅近辺を歩いている。どうやら皮膚科に行くらしい。
皮膚科の階段を上っている途中で私は気づく。
「あれっ私今ニキビとかもできてないし皮膚科に用ないかも。終わるまで待っててその後ご飯でも食べて帰ろうよ」
「じゃあ待合室で待ってて」
というわけで、診察を受ける叔母と母を待合室で待つことにする。なんと待合室はノーマスクの人でいっぱいだった。大変人気の皮膚科のようだ。すごく広い皮膚科でどうやら外にもテラス席があるらしいので、そこで待つことにする。
そして気づいた。この皮膚科、移動している。

皮膚科が診療所の建物ごと車道を走っているのだ。車道広いな。

どうやら環状線で運行してるらしく、しばらくすれば〇〇駅に戻ってこれるらしい。便利。 
ボーッと待っていると二人が診察室から出てきて次はお勘定だという。「お勘定」というバス停があり、お勘定の人たちはそこで降りるのだが、お勘定のためだけのログハウスのような建物があり、外にまで長蛇の列が並んでいた。
外は雪なのに大変だ…と思いながら皮膚科に乗車したまま、お勘定の二人が再びお勘定バス停から乗ってくるのを待つことにする。

すると途中の△△寺前というバス停で、お菓子や食品、洗剤やなんかのいっぱい入った紙袋をもったおじさんが乗ってきた。どうやらお寺でイベントをやっていて、参加すると景品として貰えるらしい。
時間潰しに参加してみるか!と皮膚科を下車して寺に向かうと、いくつかミッションとしてボランティア作業をし、これをクリアすればもらえるとのこと。

第一の作業は食料のパッキングだった。なぜか道路に掘られた1.2mほどの深さの塹壕の中で作業する。すでに何人かの人が作業しているのだが、やたら顔色が悪い。というか、端的にいってゾンビである。ゾンビが米袋を担いで運んでいる。なにこの闇の寺院。

私の仕事は段ボールの中に米袋から米を敷き詰め、次に冷凍ミートボールの袋から出したミートボールを敷き詰め、その後米を…という感じに、米→肉→米→肉、と層にして段ボールをいっぱいにすることらしい。米や肉はゾンビが運んでくる。
しかし、いざ作業を始めると、明らかに肉が足りないのだ。肉に似てる赤いはんぺんの袋だとか、肉っぽいなんらかの物体の袋だとかばかりで、ミートボールの袋がない。
困って回りの作業員※たぶんゾンビ にきくと「肉ですか!これですね!」
と渡してきたのはラップに包んだ豚バラ肉。しかし私は知っているのだ。国産豚バラ肉のスーパーにおける単価を。こんな粗末なエサみたいな段ボールに豚バラ肉を入れるわけがない。
「豚バラ100グラムいくらだと思ってるんですか?いれませんよ段ボールには…」
などと困っていたところ、お寺に異変が起こる。

「敵襲だ~!!」
て、敵襲!?

どうやら襲ってきたのはこの地をかつて治めていた武士「狐坂季吉」きつねざかすえよし、の臣下の生き残りらしく、なんらかの理由で寺院に恨みを抱いてるらしい。君主をゾンビにでもされたのだろうか?
何人かの和服を着た武士っぽい人やそうでない人が作業場にも乱入してくる。
とにかく私も突然襲ってきた和服のオバチャンと戦うことになる。武器を探していたが金属バットと30cmくらいの巨大なしゃもじしかなかったので、しゃもじを手に取る。
対するオバチャンの武器はでんでん太鼓である。ここにでんでん太鼓VSしゃもじ、という実にしまらないバトルが開始する。このカードで戦うとなったらもう…リズムバトルしかないのだ(リズムバトルとは?)

たん!たん!とん!とん!シャン!とん!とん!

と、私のしゃもじとオバチャンのでんでん太鼓が中空で打ち合わせられる。何なのこれ?どうやったら勝ちになるのか全く見えない。
途中でオバチャンがフェイントかけてきてしゃもじが空振りしたりする。2ターンすぎたところでオバチャンが言う。
「どうやら引き分けのようね…」
正直なにをどうして引き分けになったのか一切わからん。が、オバチャンが引き分けというから引き分けなのだ。勝負は2戦目にもつれこむ。

2戦目は………卒論バトル。

なぜか私がオバチャンが昔書いた卒論の朗読の録音をきいて、その修正点を指摘するということだ。
卒論のテーマは「狐坂季吉様と蓮如の共通点」

そんなん知らんがな。誰よ狐坂って。

昔のものなのでカセットテープ(!!!)で録音を聞く。聞きながら「狐坂様と蓮如に似ているところがあるように感じる、で各論に移るのではなく、『以下、狐坂さんと蓮如の共通点をのべる。1.〇〇、2.□□…』って端的にまとめてから各論にうつったほうが、最初に聞いたときの『似てる』が感じ方の問題ではなく論拠を持った評価だとわかるので、読み手に親切」みたいなわりと真っ当な指摘をすると、オバチャンは意外にもすごく素直に聞いてくれた。

これで卒論ホームランだね!!

…というところで目が覚めた。

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