2018年7月28日 / 子供もいつかは大人になる
いい加減しつこいけど、この話:
もうこの話題から離れようと思ったのだけど、まだいろいろと溢れる思いがある。まとめてブログにした方がいいかも。
とりあえず、もうちょっとだけ。
書きたいことはいろいろあるけど、大きいのは、当時10代だった私も、最早おっさんだよなあという感慨かな。当時の私からは想像もできんだろうな。
そう思いを巡らしてくると、西田幾多郎の有名な話を思い出す:
回顧すれば、私の生涯は極めて簡単なものであった。その前半は黒板を前にして坐した、その後半は黒板を後にして立った。黒板に向って一回転をなしたといえば、それで私の伝記は尽きるのである。
「或教授の退職の辞」(西田幾多郎)
また、我田引水だけど、自分のブログ記事を思い出す:
大人のことを鬱陶しいと思ってた子供も、いつかは大人になる。そうして、かつて子供だった大人が、今度は新しい子供から鬱陶しいと思われる存在になっていく。
人の歴史では、こうしたことが気の遠くなるくらい繰り返されていく。こんなとき、昔の人は輪廻ということを考えたのだろう。
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