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書類をがしがし作ったぜ!

はあ〜い☆(・ω<)
兄の成年後見人やってますしーなでーっす。

裁判所に出す書類のことを覚え書きしておきます。
まず今回は申請のための書類です。

書類は裁判所のサイトからダウンロードできますが、まずは「成年後見」「成年後見制度」などのワードでググると裁判所だけでなく厚労省・法務省・福祉局などやいろんなところのサイトで説明されているのでざっと見てみると良いかと思います。
お住まいの自治体のサイトでサイト内検索するのもオススメです。お住まいの地域の問い合わせ先や関連ドキュメントがダウンロードできたりリンクが貼ってあったりするのでゼロから始めるならこっちがいいかも。自治体で申立の支援をしてくれる部署に繋がれるので書類の作成も助けてもらえるようです。

私は実は初めてじゃなかったんですよね。
申立人として書類を作るのは初めてだったんですが、兄が父の後見人になったので「成年後見制度」と言うものについてはぼんやりですが知っていました。そして母の時は同居していた私のほうがいいだろうと言うことで私を後見人候補として兄が申請すると言うことになり、法務局に必要書類をもらいに行ったり家庭裁判所にも行った記憶があるのですが実際に後見人として仕事をした記憶はありません。はっきり覚えていないのですが裁判所に面接に行ったのだと思うので申請はしたんだと思いますがなんらかの理由で却下になったか審判が下りる前に母が亡くなってしまったか(後者の可能性大?)だったのではないかと思います。

なので成年後見に多少なりとも馴染みがあったので「じゃあやるよー」とどこかに相談に行こうと言う発想もないまま必要書類を裁判所からダウンロードして自力で始めてしまいました。
後に過去の書類を見てみようと兄の家で過去の書類を探して発覚したのですが、兄め!自力でやってませんでした💢。弁護士さんに依頼してたんです。肝心の申請書類のコピーなどはなく弁護士さんとのやり取りなどの痕跡が出てきました。しょーもないものを捨てられずがっつり残しておく兄が肝心なものは残してない。( ̄- ̄メ)チッ役に立たねえ。
母の時のものは見つからず「あれはなんだったの?夢?幻?前世の記憶?」てな有様でした。

申請後に「自分でやった」と言うと驚かれて「何か資格をお持ちですか?」なんて言う人もいたので、弁護士さんや司法書士さんに依頼したり自治体の相談窓口を利用したりして申請するのが通常なのかもしれません。…知らんけど。
まあ私が一人でできたんだから複雑な状況の人の申請でなければできると思いますけどね。

申立に必要な書類はいろいろありますが「申立セット」をダウンロードもしくは後見センターの窓口でもらうとか郵送で取り寄せれば手に入ります。
フォーマットができているので記入していけばいいのです。

・申立書
・申立事情説明書
・親族関係図
・財産目録とその資料(不動産の全部事項証明書(原本)、通帳、保険証券、株や投信、債券・負債の資料 などのコピー)
・収支予定表とその資料(年金・株式配当金の通知書、入所施設の領収書、納税通知書 などのコピー)
・親族の意見書
・後見人等候補者事情説明書
・診断書・その付票
・本人の戸籍抄本
・本人の住民票または戸籍の附票
・後見人候補者の住民票または戸籍の附票
・本人が登記されていないことの証明書(法務局でもらうには本人と申請人の関係を示す戸籍謄本などが必要。コピーを持っていくと原本は返してくれる)

とまあこんなものですかね。
障害者手帳のコピーとか本人情報シートとか、状況によってこの他に必要なものもあるようです。

あと申立時に収入印紙や送付にかかる郵便切手などを同封します。
(使わなかった分の切手はあとで返してくれます。)
成年後見制度には本人の状況に合わせて「後見」「補佐」「補助」と種類があってそれによって書類や費用も少々違ったりするようです。うちの場合は「後見」です。

診断書は医師に依頼すればいいし役所でもらえる書類はもらいにいけば済むので大変なことはありません。
ほとんどの書類も書き方を見ながら書いていけばいいので難しくないです。

ちょっと頑張らないとならないのは「財産目録」と「収支予定表」ですね。
まず資料を探さないといけません。まあこの時点では権限がなくて調べられないこともあったりするのでわかる限りでいいようです。
私の場合は兄が二度目に入院した時点以降、兄は私に丸投げしたのでアパートの収支やら兄の税金の支払いやら確定申告やらやらなければならなかったのでほぼ把握できていたんですけどね。

収支予定表はこの先一年間の収支を過去の収支から予想して書きます。あくまで予想なのでそんなに細かくなくって大丈夫です。まあ予想はしてましたが兄には医療費がかかりますしホームの入居費もそれなりですから大赤字でした。

親が残したアパートの管理を兄に任せていましたが名義は兄弟3人になっています。ですが賃料をいちいち3人で分けると言うことはせずアパートの修繕や兄の家と私の住む実家の修繕費や税金の支払いにアパート用の口座を作ってあってその中で回していました。そこから兄の医療費も出していたので本来姉と私の取分である分もつぎ込んで来てなんとかなってるわけです。

大赤字でも申請用の書類としてはマズいことはないです。赤字になったら赤字のまま提出してOKです。それで申請が却下される理由にはならないです。

書類が揃ったら家庭裁判所に電話して面接日の予約をします。電話をした日から1週間以上先の日が面接日になります。面接日の3日前までに書類が届くように郵送しなければならないからのようです。

実はあとで収支予定表に保険料を一つ入れていなかった間違いに気づきましたが、そのくらいのことにツッコミが入ったりはしません。大丈夫です。

さて、前回の流れの通り以上の書類を出して面接をして審判が下り、晴れて成年後見人となったわけですがそこからはまた、ということで。

感謝の舞を捧げましょう━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━。