ZOOMオンライン誌友会のために進めている7つのこと

ZOOMオンライン誌友会のために進めている7つのこと

新型コロナウイルスの影響で、生長の家は3月中の講習会を中止とした。

もっとも小さく身近なイベントである誌友会(数名〜十数名の小規模で教えを学ぶ)も自粛している。

基本的に毎月開催していた誌友会(輪読会)が、3月は開催することができない。

しかし、Web会議なら感染リスクはゼロだ。

そこで誌友会をオンラインで開催しようと試みている。接続の良さや手軽さなどから、ZOOMというビデオ通話のアプリケーションを使用する。

オンライン誌友会など、一度もやったことがないから、試行錯誤が必要なのは当然だが、現時点で考えていることを書いておきたい。

※3/7時点、オンライン「誌友会」の開催は認められていない「輪読会」は可能
※3/10時点、一時的に「誌友会」開催が認められた。大まかな内容は同じなので、内容はそのままにした。

①どうしてオンライン?を説明する

はじめてのことは誰にも分からない。

開催する側もそれは同じで、リアルからオンラインへの変化はやってみることでわかってくるはずだ。

では分からない中、参加者に何を伝えればいいのか。

恐らく、その時点で伝えられることはオンライン開催に至った"経緯"だけだ。いつも参加してくれている方には「どうしてオンラインにしたか?」を伝えた。

「リアルでできなくなった、、でもオンラインならできるかも?!どうしたらいいのだろう」そんな不安もよぎる。

オンラインにあたって中身を考えることは大切。でも、今どんな出来事があって、どんな想いでオンライン誌友会をするのか?これを伝えることがスタートだろう。

それができる気持ちの余裕が、思いやりの源になる。その上で「どうするか?」を考えていると、思わぬ協力が得られるかもしれない。

②誌友会を再現しない

「漫画の映画化はあまり上手くいかない」

面白いと思った映画もたくさんあるが、そういう傾向はあると思う。

それもそのはずで、そもそも漫画と映画は性質が違う。漫画は読まないが、映画は見るという人はいるから、見ている層は全く同じではないはずだ。

主人公の声や映像が、漫画での想像と違うと、少し残念な気持ちになる。しかし、漫画は漫画の面白さを、映画ならその特性を生かした演出を楽しめれば楽しさを二倍味わうことができる。

同様に、従来対面の誌友会をweb上で再現しようと試みるのは、あまりに消極的ではないか。

Webには特有の良いところがあるのだから、それを認めて理解し「何ができるだろうか?」と積極的に考えれば、オンライン開催はオフラインの劣化版を卒業して新価値をもたらしてくれる。認めた者はその価値を受け取ることができるのだ。

例えば、オンラインの特性をあげると、

・自宅からも参加できるから移動がいらない。

・zoomなら録画して振り返りできたり、小さなグループに分かれて話ができる。

などがある。


③対象を確認する

オンラインは、"移動が不要だから遠い人でも参加できる"特性を持つ。それに気が付いて、いつも声をかけない人にも声をかけたくなるかもしれない。

それは素晴らしいが、少し立ち止まって考えてみたい。「なぜ誌友会を開催しているか?」「これまでよ参加者の気持ちはどうだろうか?」

誌友会は主催と参加者が作り上げるものだ。自分の誌友会を振り返って、いつもは参加していない方が何人も増えたらどうなるか?と一度考えてみると面白い。

決して正解があるのではなく、それを考えることに思いやりが生まれると思うのだ。

※3/7時点「参加者は原則として教区内に限ること」とされています。

④他のオンライン誌友会に参加

はじめてのことはまず自分が体験してみるのが手っ取り早い。

僕の場合は、3/8のオンライン輪読会に参加する。

3/14にはオンライン輪読会を開催するつもりだ。

その経験を生かして、当初出講する予定だった3/15のオンライン中高生輪読会と3/19にオンライン青年輪読会にも協力していきたいと思っている。

⑤既に与えられているものをおさらい

新しいことをはじめるときには自分に与えられているものを確認する。

僕が持っているものは、

・web会議アプリケーションzoomのpro(有料)アカウントを青年会
・PCとスマホ
・インターネット回線
・イヤホンマイク
・家で静かになれる部屋

これは当たり前ではないことを認識することが大切だ。

当たり前に思うと、相手(参加者)にも同じことを求める。誰しもが同じ環境ではないことを丁寧に確認する。

その上で準備を進めるのは、言われてみれば当たり前のことだが、忘れられていることが実に多い。

例えばイヤホンマイクがなければ周囲の音が入るかもしれないし、自宅にプライベートな空間がなければ、自宅で参加するにも工夫が必要だ。

⑥使い方を簡単な動画にする

これまでもオンラインの需要は高まりつつあったが、今回は特に急激に必要性が増している。

これまでは分かる方だけやっていたzoomを、分からない方にもやってもらう必要がある。

そのためには分かりやすい説明が必要だ。

そこで簡易的な説明動画を作った。どのオンラインイベントでも使い回せるからいいし、微妙な点は後から修正すればいい。

正直、使い方はYouTubeやwebページに沢山あがっている。自分で検索できる人は問題ない。

ただそうでない人には「知っている人が説明している」という親しみやすさは効果があるだろうし、自分たちの使用用途に合わせて説明を最適化することも必要だろう。

それも小さな試みの一つだから、微妙ならやめればいい。

https://youtu.be/KXybcb_bhxo

⑦講師との連絡を密にする

(3/7時点)ビデオ通話を使った講話は、約束事で実現できなかったが、(3/10時点)臨時で一時的に、オンライン誌友会の開催が認められている。

しかし、講師もオンライン誌友会などやったことがないだろうから、連絡を密に取ることはとても大切だろう。
それに誰よりも誌友会に関心をもち、一緒に考えてくれる可能性のある一人が講師なのだから、いつも以上に調整が必要だ、打ち合わせをZOOMでやってみるのもいい。

おわりに

現在進行形の動きから、7つのことをシェアした。

まだ結果の出ていないことを気軽に共有できるというのも、インターネットの面白さだ。

少しでもイメージが膨らんだなら嬉しい。

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