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大山祭

 昨日は、伏見稲荷大社さまに初詣に行きました。
ここ数年、例の件で人混みを避けるため、郵送での代理参拝方式となっていました。
今年は、行動制限がないお正月を迎えることが出来ましたので、今までの無沙汰をお詫びする思いも込めて、厳かに参拝してきました。

が・・・
朝の出発が予定時刻よりも遅れてしまったため、到着したのが11時10分過ぎとなってしまいました。

で、ご祈祷受付所に行くと・・・

事務員さん 「今日は大山祭なので、午前のご祈祷は終了です。
       受付開始は12時から、ご祈祷開始は13時から
       となりますので、それまでお待ちください。」

私     「え? 大山祭? (忘れてた・・・w)
       分かりました。待ちます。」

として、しばし待つことに。
本を読みながらご祈祷受付10分前に受付所で並ぼうとすると・・・

神職さん  「あ~。せっかくだから、ご祈祷の方々をご案内して。
       大山祭(本殿のみ)に参加してもらうから。」
事務員さん 「え? お通しして、いいんですか? 」
神職さん  「うん。構わんから、通して。通して。」

ということで、いつの間にやら、大山祭に飛び入り参加することに。。。

氏子さんでもない三下の私が、大山祭なんて恐れ多いなあ・・・
でもまあ、せっかくの機会だから、末席でありがたく参拝させて頂こう。
と、いそいそと末席に座らせて頂きました。

神事は撮影禁止というか、神社内での撮影自体好ましくないですね、はい。
ということで、写真はありません。

宮司さんを筆頭に禰宜の方々が居並び、荘厳な始まりです。

山海の珍味が御神体の扉前に捧げられていき、宮司さんが祝詞を上げます。
玉串奉納や神楽舞といった色々な儀式が行われ、厳かに時が流れていきます。
本殿の儀式が終わり、次々とご神饌が運び出されていくに従い、風がびゅうびゅうと吹き始めました。

まるで、神様が山上に向かって動き出されたかのようだ・・・

と感じました。
続いて山上の儀という案内がありましたが、さすがにそちらへの参加は出来ないので、本殿で午後の祈祷が始まるのを待ちました。

それにしても凄いですね。
本格的に全儀式に参加すると感動するんだろうなあ~と思いました。
もっとも、結構な時間と相応の体力が必要と思います。
今回は本殿の儀式を間近で体感できただけでもめっけものと思いましたね。

でも・・・
神様が行っちゃったら、このあとのご祈祷はどうなるんだろう???

と思っていたら、

びゅううううびゅうううう

と凄い風が吹き、本殿のご祈祷に神様がやって来られた感じがしました。

稲荷五社大明神さま。
お忙しいのにスイマセン、と心の中でお詫びしつつ・・・

どうか松井製作所が商売繁盛で皆々様のお役に立てる会社になれるようお導きください。

と祈念し、そのあとのお神楽を拝見して、帰途につきました。

貴重な体験、ありがとうございました。
良い一年となるよう、努力したいと思います。

しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。