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プラごみ
紙ストローが飲料の味を落すという記事が出ていました。
環境問題の観点から、プラごみへの関心が上がっていますね。
レジ袋の有料化
プラ・ストローの減少
辺りが代表的でしょうか。
ただ・・・
レジ袋の有料化に伴い、マイバッグでの万引き行為がやりやすくなったという話も聞きます。
また、プラごみで問題視されているのが、
海洋汚染
なんですよね。
ところが・・・上記記事にも記載されていますように、
日本から流出しているプラスチックごみの重量割合は、次のとおりです。
・魚網やロープ 41.8%
・ライター、注射器などのその他プラスチック 26.7%
・ブイ 10.7%
・飲料用ボトル 7.3%
・その他プラボトル類 5.3%
・発砲スチロールブイ 4.1%
・その他漁具 2.7%
・カトラリー 0.5%
・容器類 0.5%
・レジ袋(ポリ袋) 0.4%
となっておりまして・・・
レジ袋って0.4%の海洋流出なんですよね。
ちなみに、日本から海洋に流れ出るプラごみは、年間6万トンです。
流出原因までは、上記記事に記載されていませんが、概ね【洪水】での流出だと予想しています。
それでも240トンも出ているわけですが・・・
むしろ、圧倒的に多いのが、漁業関連ゴミです。
個人的に気になるのは、飲料用ボトルや洗剤等を入れるプラボトル、そして、ライターですね。
100円ライターだと思うのですが、こちらを規制した方が効果が大きいと思うのですけれども・・・
ちなみに、弊社では、プラごみの海洋汚染問題に注目して以降は、
マッチ
を使っております。
使用直後は、硫黄臭くなりますけれども。w
燃えるゴミで出せますから、なかなか良いかな~と。
あと、プラ・ストローは上記の引用だと、カトラリー(プラスプーンやプラフォーク)に入っているのかな???
ちょっと良く分かりません。
いずれにせよ、近年は技術開発が進みまして、プラごみを生ゴミと一緒に燃やすことが出来るものが設置されるようになってきています。
高温で焼却可能な高性能炉の登場により、環境ホルモンであるダイオキシンを出さずに燃焼可能になってきているんですよね。
それに、生ゴミって多くのものが水分を含んでいます。
この水分が炉の温度を下げる原因になりますので、プラごみと一緒に燃やすと燃料代の節約にもなるんですよね。
そういったことから、高温焼却炉を持っている自治体さんだと、プラごみと生ゴミを一緒に焼却しているところも多々あります。
いっそのこと、ゴミの燃焼熱を利用して、発電してしまう手もあるのではないか? と思います。(実行している自治体さんもいくつかありますね)
燃焼熱を利用しての温水利用で道路の凍結防止とか発電とか色々な方向に活用できるといいなあと空想が膨らみますね。
あとは、漁具の紛失をいかにして防ぐか・・・
この辺り、技術開発が進むと良いですね。
ちなみに、海洋汚染国ランキングは、下記サイトで確認できます。
一位の中国は、二位のインドネシアの3倍弱の流出量となっています。
中国の流出量1年分で、日本の流出量147年分に相当しています・・・
東南アジア諸国が上位を独占している点も問題意識の違いを感じます。
しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。