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わくわく

 とある場所で、質問が掲載されていました。
その場所で回答しても良いのですが・・・
長文になるためnoteにて。

・ ビジネスでシーンで「わくわく」というワードと遭遇しますが、中身を聞くと、わくわく感に乏しいことが多いです。
・ 「わくわく」という単語の何が中高年を魅了するんですか?

という質問内容でした。

私からの回答としては・・・

「わくわく」という言葉は「湧く湧く」からきた言葉です。


つまり、自分自身の内側からそういった感情が湧き出でてこそ「わくわく」となるということです。
ですから、他の人が「わくわく」と感じても、質問者の方が「わくわく」しないのなら、「わくわく感に乏しい」という感想になっても、まったく不思議ではありません。

適切な事例ではないかもしれませんが、
ドラゴンボールで孫悟空が強い相手を見ると「わくわくすっぞ」となりますね。
でも、クリリンなんかは、怯えて震えてますよね。

ごく当たり前のことですが、同じ事象を見たとしても感想は人それぞれ違うということです。

質問者さんは、ビジネスシーンで「わくわく」という言葉が多用されることについて、中高年が魅了されていることが原因と感じておられるみたいですが・・・

ニーズ・シーズ・ウォンツ といったマーケティング戦略を勉強すると良く理解できます。
特にウォンツの部分で、顧客の「わくわく」を引き出すような仕掛けをすれば、商品やサービスが売れるのではないか? という概念から、「わくわく」というワードが選ばれることが多くなるわけです。

中高年だから「わくわく」という言葉に魅了されているというわけではなく、単純にビジネスとしてマーケティング戦略として、ウォンツの共通語にしやすいのが、「わくわく」という日本語だっただけのお話です。

ということで、

他人が「わくわく」しているのを理解出来ないのなら、それはそれで仕方がないことであり、無理してまで理解する必要はないです。
反面、自分が理解できないからといって、他人の「わくわく」を否定することもまた、すべきではないことです。

しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。