寒波襲来
10年に1度クラスの強力寒波が迫ってきております。
来週の水曜日ぐらいがピークでしょうか・・・
女房殿から、
「父ちゃんの誕生日って、大体寒波襲来の話が出るね~。」
と言われました。
まあ、毎年言われているので、今更なんですが・・・
二十四節季でいえば、【大寒】
一年で最も寒い時期に生まれたんですから、そら、そうなりますわなあ・・・
と、そこでしばし・・・
そういえば・・・二十四節季だけど、全部は暗唱できないな・・・
多分、覚えられないだろうけれど、一応、調べて書き出しておこう。
という安直なヒラメキから・・・
立春 : 雨水 : 啓蟄 : 春分 : 清明 : 穀雨
立夏 : 小満 : 芒種 : 夏至 : 小暑 : 大暑
立秋 : 処暑 : 白露 : 秋分 : 寒露 : 霜降
立冬 : 小雪 : 大雪 : 冬至 : 小寒 : 大寒
意外に半分以上、覚えてました。
現代の日本の暦は太陽暦なので1年は365日です。
旧暦では太陰暦なので1年は360日で計算していました。
閏年の概念も閏月とか色々な調整法がありました。
ということで、太陰暦の中では二十四節季は、
360/24=15日間
で設定されていたということなんですが・・・
まあ、色々と調整が入るので、絶対に15日間というわけではないです。はい。
現代日本の太陽暦だと、ますますその傾向が強いですね。
我々が、良く聞くのは、
立春立夏といった季節の変わり目
春分秋分といった昼と夜の長さに関する目安の時期
ではないでしょうか?
24個中8個(1/3)は、日常生活の中で普通に使われていると思います。
他には、大暑と大寒。暑さと寒さのピークだったり、啓蟄、虫が這い出る頃辺りが良く使われるかなあと。
よく【節分】という言葉が使われますが、これは【晦日】と同じで季節変わりの前日。
立春や立夏、立秋、立冬の前日を指します。
近年は、節分といえば立春の前日だけしか意識しなくなりましたが、本来は、全ての季節の変わり目で節分だったわけですね。
あと、良く聞くのが、【土用】。
これは、立春・立夏・立秋・立冬より前の時期の18日間を指します。
つまり、穀雨・大暑・霜降・大寒は、土用の時期になるんですね。
この時期は、地鎮祭、新居購入、開業、旅行は避けるべし、とされています。
現代人は、まったく気にしなくなっていますけどね。。。
この辺りの由来も時間があれば、採り上げてみたいかなと思います。
この冬一番の寒気襲来。
みなさま、暖かい格好をしてお風邪など召されないようご用心を。
しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。