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マールブルグ病

 1類に分類される伝染病の マールブルグ病 の発生が報道されています。
致死率が非常に高く医療が発達していない地域だと患者は十中八九、死亡します。
新型コロナの比ではない致死率で、エボラ出血熱よりも怖いかもしれません。

宿主は蝙蝠とされていますが、詳細はあまり分からないウイルスです。
患者の血液や体液、唾から感染するとされています。
空気感染の事例は報告されていません。

厚生労働省の説明によりますと


(1)  定義
 マールブルグウイルス(フィロウイルス科)による熱性疾患である。

(2)  臨床的特徴
 潜伏期間は3~10日間である。発症は突発的である。発熱、頭痛、筋肉痛、皮膚粘膜発疹、咽頭結膜炎に続き、重症化すると下痢、鼻口腔・消化管出血が見られる(エボラ出血熱に類似する)。
 マールブルグウイルスの自然界からヒトへの感染経路は不明である。ヒトからヒトへは血液、体液、排泄物との濃厚接触及び性的接触によりウイルスが伝播する。
 ドイツにおける集団発生(1967年)においてはアフリカミドリザルの血液、組織との接触によるものであった。アフリカ(ケニア等)での発生例にはサルは無関係であった。治療法はなく、対症療法のみである。

以下のリンク先より抜粋

ヒトからヒトへは血液、体液、排泄物との濃厚接触及び性的接触

ということなので、伝播力は新型コロナよりも弱いと思います。
血液感染は、ごくマレでしょう。

感染が広がるとすれば・・・
公衆トイレが一番確率が高そうですね。
唾にも含まれるというのが気がかりです。
仮に唾に含まれるウイルス程度でも伝播する力があるとするなら飛沫感染もしてしまうということになりますので。
仮に飛沫感染すると考えると

手洗い・マスク・アルコール消毒

が習慣化出来ていれば、そう簡単には感染しないと思いますが・・・
世界中でコロナ疲れが出ていますので、どう転ぶかは分かりませんね。

現時点ではアフリカ大陸ですが、今後どのように広がるかは不明です。
なお、調べていくと去年の夏ぐらいにはガーナで症例が発見されていたとも・・・

日本では世界の情報が入りにくいのかなあ???

しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。