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休息日に・・・

 おはようございます。
今日は、ゆっくりとした時間を過ごしたいと思っています。

展示会2日目のお昼御飯の際に、若手社員がスマホでニュースを見て、

「社長! 大変っす。安倍元首相が撃たれました。」

の一声が・・・

愕然としました。
最初に頭をよぎったのが、テロの可能性です。
安倍氏は憲法改正に強い意欲を示していた人物ですから、当然、反対派がいるわけで、そこが暴発したのだろうか? と。
ただ、その一報の段階だけでは、何が何やら分かりません。

そこで、社員にどういう報道が流れているのか? 尋ねました。

「安倍元首相は、心肺停止状態だそうです。
 犯人は取り押さえられたそうです。
 至近距離からの銃撃だそうです。
 散弾銃? とかいう感じだそうです。」

「ということは、猟銃なのかな?
 それ以前に至近距離ってどういうこと???
 SPは、何をしてたんだろう??? 」

我々は、驚くばかりでした。
ただ、早い段階で心肺停止が報じられていましたし、助かる見込みはほとんどない絶望的な状況なんだろうな、と思いました。

暗鬱とした気持ちにはなりましたが、展示会に来られるお客様の応対をしないわけにはいきません。
精一杯、ご質問にお答えすることに専念しました。

そして、昨日は出張で溜まっていた事務仕事や現場の動向把握を行ない、業務を終了。

今朝になって、事件の記事を読みふけることになりました。

犯人の動機は、「新興宗教の手口により破綻に追い込まれた恨み」
凶器は、「自作のショットガン?らしきもの」
岡山にも行ったが警備厳重のため、襲撃を断念したこと。

が、掲載されていました。

今回の事件に関する動画をいくつか見ましたが、【警備の不備】が露呈されていました。

浮島のような配置で360度全方位から狙撃可能な位置取り。
その割に、警備の目が前方にしか向いておらず、後方を監視している警備員が皆無だったこと。

この時点で、犯人が犯行を決意するに至ったと思います。
するすると歩み寄るも誰も制止しないし、気づいてすらいない。
で、一発目の発砲。
通常、鉄板入りのカバンで要人周囲を取り囲むはずのSPが誰も動いていない。
二発目で安倍氏に銃弾が当たり、ようやく犯人めがけて取り押さえに動いている状態。

今回の事件は、警備が不十分だった点が相当に問題視されるのではないでしょうか?

安倍氏やそのご遺族の方々には、深い哀悼の意を表し、お悔やみ申し上げることしか出来ません。

安倍氏の政治については、賛成する点・反対する点、色々とありました。
三度、政権の座に就く可能性もあるだろうと思っていましたが、このような形で生涯を閉じることになるとは、残念でなりません。

改めて時代の大きなうねりの中にいると実感し、次の時代へどのように向き合っていくのか?

考えつつ、休息をとりたいと思います。

しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。