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つながらない権利

 そういえば・・・
昔、サラリーマンだった時代は、休みでも関係なく上司から連絡がきてたよなと思い出しました。
多分、今の世代の子たちからすれば、ブラックな働き方だったんだろうなと思います。
当時は普通の感覚でしたが・・・

で、前職をやめ、現在のウチの会社では勤務時間外の連絡はしないですね。
これは先代の頃から変化がなく、もう何十年も前からです。

逆に社員や社員の家族から勤務時間外の連絡が来るという状態ですね・・・
その場合、仕事以外の件での連絡ですが・・・

仕事といえば、お客さんからは当然のごとくあります。
正月休み中にお屠蘇飲んでるときに部下の伝票処理ミスの件で電話が来たりとか・・・
晩御飯食べてるときに、仕事のここでトラブってるからアドバイスが欲しいとか・・・
深夜に防犯会社から防犯装置のエラーで相談の電話とか・・・

う~んっと・・・
時間帯考えてくださいねって言いたくなることもありますね。w
一応、1年365日24時間
携帯電話の電源を落とさないことが知られているので、そうなってしまったのかもしれませんね。
今はもう、何とも思わなくなっていますけど・・・

ただ、ここ最近のトレンドとして、労働時間を厳格に細かく規定していくものがあるように思われます。
正論といえば正論なんですが、ガチガチにし過ぎてしまうと、のちのち色々な場面で副作用も出てくるかな? とは考えています。

今回の ”つながらない権利” については、副作用が少ないと思います。
せいぜい緊急時の連絡が出来ないという程度です。
顧客にもプライベートの電話番号を伝えなければ、何ら問題は発生しません。
ウチの会社の場合は、顧客サイドは最終的には社長の携帯電話へ直接連絡可能なので、それで事足ります。
要は、管理監督者クラスの番号を顧客に伝えておけば何とかなるでしょう。

が・・・緊急出動が必要となる業種の場合は、どうなんでしょうね?
警察官や消防士、自衛官。
非番だったとしても緊急出動しなければならないことがあると思います。
一般企業では、そこまでして出勤が必要となる事例は少ないですけれども。

まあ、どれぐらいその業務にブラックボックスが生じているか?

がカギを握るでしょうかねえ。

しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。