カーリングの物理記事が面白かった件
今朝読んだカーリングの物理実験の記事が面白かったので、頭の中で整理整頓。
詳細は、記事を参照してもらうとして、
私の頭の中での理解は、
記事中では、3つの仮説
左右非対称説
前後非対称説
旋回説
がある中で、1と3の複合として結論づけされていました。
個人的には、左右非対称説で十分かなあと思ったりしています。
速度が減少するほど、動摩擦係数が増えるというお話については、
上のイメージ図で考えてみました。
平滑に見える物質もナノレベルで見たら、こんな感じで小突起の集まりになっているんですよね。(本当は不ぞろいのはずですが・・・)
で、私のイメージは・・・
ストーンの1番突起が、氷の小突起群をなぎ倒していくイメージです。
早い速度で進むときは、ストーンの1番突起が氷の小突起を大量に破壊して前進するため、ストーンの2番突起以下が氷の小突起に接触しないというイメージです。
速度が遅くなるほど、1番突起の破壊範囲が小さくなり、2番突起や3番突起が氷の小突起と接触する機会(摩擦力)が増える。
だから、速度が減少するほど、急ブレーキがかかったように大きく減速してしまう。
推進力より旋回力の方が大きくなるので、停止直前になるほどストーンは良く曲がる。
カーリングでスイープをすると、氷表面が一時的に溶けて水になる分、氷の小突起が減り、摩擦力が小さくなる分だけ前に進むし、曲がりを小さくしたり大きくしたりも出来る、と。
まあ、頭でイメージ出来ても、実際に選手として成功するとは限りませんが、カーリングを観戦する際には楽しめそうな知識ですよね。
なんか久しぶりに物理系の考察が出来て、楽しかったです。
しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。