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シリコンバレー銀行
驚きました。
シリコンバレー銀行といえば、新興企業への貸出で有名な銀行です。
資産も全米で16位と規模が大きな銀行です。
そして、もう一つ。仮想通貨のシルバーゲート銀行の事業閉鎖。
米国経済が、地殻変動を起こしているようです。
どういうことなのだろう?
と、調べてみると、以下の記事に遭遇しました。
この記事では、両行ともに【低金利時代の国債運用】が、急激な金利上昇により無価値となったことに端を発したものであり、【特異例】として結論づけています。
ただ・・・
歴史的には、初期段階における有識者の意見もまた、【特異例】と結論づけた割に、連鎖倒産が起きてから、一大事だ~! となるんです。
何と言うんでしょうか・・・定番だなあ、と。
今回の件は、両行ともに【取り付け騒ぎ】での破綻です。
これは、歴史的には、金融恐慌の前触れ現象として認識することが出来ます。
その中身が、上記記事の分析通り、【特異例】として、他に波及しないのであれば、それに越したことはないです。
歴史的には【特異例】として片づけられ、傷んだ他の銀行に対する適切な資金の手当てが行なわれず、連鎖倒産していきます。
で、金融恐慌の出来上がり、えらいこっちゃ~、となるのが、歴史上の基本的な流れです。
過去百数十年以上もの間、【ほぼ同じ格好】で金融危機が起きています。
金融機関にダメージが出ると、時間差を置いて実体経済にも悪影響が出ます。
昨年、米国の利上げについて、FRBの行き過ぎを懸念しておりました。
そして、つい最近、バイデン大統領が利上げ中にバラマキという愚策を行なっていたことを知りました。
これは、米国発の経済危機になる前兆かもしれません。
なにしろ、世界中が不況という格好でけん引役が不在ですから・・・
だからといって、ただの町工場の親父レベルでは何も出来ませんし、状況によっては、ウチもどうなることか・・・
地道に新規開拓し続け顧客数を増加させてきましたが、だからといって恐慌でも大丈夫というわけではないです。
政策上のミスで逆風にさらされる庶民は、毎度毎度、大変なのです。。。
しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。