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2023年ふり返り

 大晦日ということで2023年の振り返りを・・・

1月 コロナ5類移行に目途

先進国の中では最下位レベルの遅さでしたが、ようやく「普通」扱いになるという安堵感を得たのが今年の始まりでした。

2月 ウクライナ侵攻1年

ロシアによるウクライナ侵攻から1年が経過しました。
欧米諸国からの支援が中途半端に感じられましたが、核保有国相手だと難しいのかな? とも。

3月 習近平3期目へ

異例の3期目突入ということで、それ以前からこうなることは予想されていたものの・・・
李克強の影響力が大きくスポイルされることになりましたので、中国共産党がより一層危険な動きに出ることになるという懸念が。。。

          WBCで日本が優勝


その一方で、WBCで日本が優勝するというおめでたいニュースもありました。

さて。このころの私なんですが・・・
2023年の第1Qで新しい量産仕事も決まり、コロナ明けに向け順調な滑り出しを感じていた時期でした。

4月 植田和男日銀総裁就任

金融緩和からの脱却、出口戦略を市場に丁寧に説明可能な人材ということで学者出身の植田和男が日銀総裁に就任しました。
もっとも、私としては財政出動なき金融緩和に大した効果があるわけもなく、誤った認識のままでの緩和解除となれば、再び日本は深刻な景気後退局面に陥るだろうと予想しています。
今のところ、日銀は慎重姿勢を崩していないので、少しだけほっとしておりますが、今後はどうなるんでしょうかねえ???

5月 チャールズ国王・戴冠式

エリザベス女王と比べるとカリスマ性で数段劣りますが、何はともあれ無事に戴冠式が行われました。

そして、この月には、コロナが5類扱いになり、ようやく普通の営業活動に戻れるようになりました。

6月 ワグネルの反乱

報じられた際には、ひょっとしたら戦争終結かも? という淡い期待を抱いたものです。
現実には尻つぼみになり、反乱が収束。その後、プリコジン氏暗殺に繋がっていきました。

個人的に第2Qである6月までは業績は右肩上がりに回復基調にあり、新規開拓もジワジワとアポ取りが展開できるようになっていましたので、やっとコロナ危機から脱出できるという期待感を持っていたころです。

7月 処理水の海洋放出で中国が猛反発

中国が海産物の輸入停止をちらつかせ始めた夏。

個人的に今年最大の転換点が7月のことでした。
この月末頃から雲行きが一気に怪しくなります。
米国と中国の景気が悪化したのを肌で感じることになったのです。
納期直前でのドタキャンや今年始まった量産加工が一気に停止。
中国が真っ逆さまに不況に突入したことにより客先が暇になったため、社内を遊ばせないためという理由で、全商品が根こそぎ撤収される事態になりました。

そして、7月末には、

         ビッグモーター不正立入検査

してくることになりました。

8月 処理水海洋放出開始

いよいよ処理水が放出され始めます。
中国のプロパガンダは激しかったのですが、今回は不発でした。
とはいえ、中国国内での日本産不買の動きはセンセーショナルに報じられました。

         ハワイ・マウイ島 山火事

ハワイの火事にも驚かされました。

9月 ジャニーズ記者会見

日本がいかに男子への性加害を軽視しているか?
を世界中に知らしめた事件となりました。
春先にBBCで採り上げられていたのですが、国内ではもみ消しの方向にあり、一部の日本人しか知らなかったわけです。
それが夏ごろから一転。
一気にマスコミが取り上げだし、大騒動に発展しました。

          阪神18年ぶりの優勝

そんな中、阪神タイガースが18年ぶりの優勝を決めました。

一方、個人的には焦燥感を強く感じていた時期になります。
第3Qを終え、年度では上期を終え、とりあえず黒字は確保できていたものの、下期の仕事量が激減の見通しになっていたからです。
ここまでの仕事の薄さは、コロナを飛び越え、リーマン級になります。
世間の報道とのギャップもあり、営業努力が実を結ばないもどかしさに焦りが募っていくばかりでした。

10月 ハマスが大規模テロ

これは今年一番の衝撃でした。
自身の焦燥感とも重なり、最悪の気分になってしまいました。

11月 阪神38年ぶり日本一

暗い気分で過ごすことが多くなったころ、阪神の日本シリーズへの挑戦が始まりました。
そして、38年ぶりの日本一。
日頃のうっ憤を一時的にでも晴らしてくれる快挙でした。

12月 政治資金規正法違反

こいつら何やってんだよ! とあきれ返った事件でした。
今、日本はかつてないほどの危機に直面しているのに・・・
(中東・ウクライナ・中ロ朝の横暴と東西対立等)
裏金作りだけに熱心で、政策が遅々として実行されない。
呆れるばかりです。

こうして暗い気持ちのまま第4Qを終えるわけですが・・・
現状がすぐに改善されるという見込みはありません。
ただ、何度も挫けそうになりながら(実際に挫けて数日間思考停止したこともありますが・・・)、家族のため・社員のためを思い、歯を食いしばり、

時には
「知らない会社にまで営業をかけてくるなんてド厚かましい」
と罵られ、舌打ちされ、侮辱されつつも、泥臭い営業活動を行ない・・・

少しずつですが引き合いの数を増やし始めています。
もっとも努力が実るかどうかなんてのは、時の運です。
でも、実る実らないを気にしていても仕方がない。
ひたすら前へ前へと努力を積み重ねていくしかない。
そうしなければ、家族や社員は守れない。
あるいは、守れずに崩れ去ってしまうかもしれない。
そういう暗い気持ちも抱えつつ、それでも前へ進もう、そう考えるようになったのが12月です。

少しずつ助けがもらえるようになり、日々感謝しつつ努力し続けている。
反面、落ち着いて記事を書く時間が減り、noteの連続投稿が途絶える日も近いかもしれないと思いつつ・・・

それでも大晦日まで書き続けられたんだ、と少しだけ自分を褒めて今年を締めくくろうとしております。

来年は良い年にしたいですね。
そして、皆さんに多くの幸が舞い込んでくるよう祈念しております。

明日からも連続投稿を継続したいと思っておりますが、それは時の運ということで。

よいお年をお迎えください。

#今年のふり返り

しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。