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リファレンスチェック

 ウチの会社は、会長(親父)の代の伝統で、

『来る者拒まず、去る者追わず』

というスタイルを取っています。
入社後に鍛えて一人前にしていく、という考え方ですね。

ただ、色々と採用について考えを巡らせていくと、

【リファレンスチェック】を導入すべきか否か?

について悩むようになりました。

バックグラウンドチェック(以後BCと表記)はNGになりやすいですが、リファレンスチェック(以後RCと表記)はOKだそうです。
近年、導入する企業が増えてきているそうなので、応募者が導入している企業を忌避するということも少なくなるかな~と思ったり・・・

ちなみに
BC:背景調査。身元調査とも。
  経歴相違、前職勤務実態、登記情報、インターネット・SNS調査、近隣調査、犯罪・軽犯罪歴、民事訴訟歴、破産履歴、反社チェック

個人情報保護法の観点から、近年ではBCは避けられる方向に・・・

RC:前職勤務実態

となり、勤務態度に関する調査のみに絞られます。
尋ねる項目を開示することと、応募者が尋ねても構わない相手を指定出来るといった利点があるため、応募者も安心しやすいという点が挙げられます。
BCと異なり、興信所等の調査専門会社に報酬を支払う負担がなく、電話一本で指定相手から聞き取りできる点でコスパは良いといえます。

また、リファレンスチェックを打診して拒絶してくる応募者の場合、前職で不始末をしでかしていた可能性が出てきます。
(もちろん、転職活動を今の会社に知られたくないという場合や、ブラック企業だったからという可能性もあるでしょうね。)

様々なことを考慮していくと、メリットもあればデメリットもあるという感じです。

ただまあ、零細町工場はハードルを上げると応募者が来なくなるんですよね。
その辺りも会長以来の雇用スタイルが伝統になった一因です。

とはいえ、いつまでも古い方式はダメですね。
(昔は、自分の発言に対し責任を持つ子が多かったんですけどね・・・)
時代の変化に合わせ、採用の仕方もアップデートしていかねば・・・

しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。