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ジャニ再建への道筋

 どうなのかなあ???
と、色々と思った記事。

社名変更の手続きが大変とかいうお話なんですが・・・
え? と驚いています。
社名及び目的変更に必要な金額は、

資本金の多寡に関わらず、登録免許税が1社3万円です。

司法書士さんに依頼するのが、1社3万円ぐらい。
法人実印を新たに作成することになりますが、これはピンキリでして・・・
数千円から数十万円になります。
ま、面倒なので、1万円と見積もるとしましょう。

上記で、1社7万円かかる計算です。
その他もろもろと経費が掛かる(役所や年金事務所等への届出)としても、10万円もみておけば大丈夫なんじゃないでしょうか???

関連企業は13社とのことなので、130万円ぐらいでしょうか。
この程度なら、社名変更は大したことがないのではないでしょうか?

だって、想定賠償額が30億円程度。
ジャニーズの総資産が3000億円程度なんです。

社名変更ぐらい、余裕のよっちゃんですよね?

100%の株を保有している件については、引受先がないということと今後の賠償できちんとした対応をするため・・・とありました。

が・・・

補償受付窓口なるものが設置され、驚いています。
特に驚いたのが、
具体的な被害内容、キスされたとか、性行為に及んだとか・・・を具体的に申告する義務を課している点です。

いやいやいや。あなた方、賠償する立場ですよね?
凄い上から目線で、お金配ってあげる。ついては、その金額を決めるから、具体的に申告してね、という風にしか受け取れませんよ、これは・・・

まずは、在籍確認が取れればいいので、ジャニー喜多川氏が存命中に、事務所に在籍した過去があり、現在は事務所に所属していない人全員に郵送で連絡先確保を図るべきなのでは? と思いました。
その上で、性被害を受けた人で、現在、連絡が取れない方には、申し訳ないですが連絡して欲しいと訴えかけるべきかと。

この辺りの対応の仕方を見ると・・・
まったく悪いと考えていない、もしくは、自分がやったことじゃないのに・・・
という姿勢が丸見えです。

たしかに、自分がやったことではないという思いを持つこと自体、おかしくはないです。
じゃあ、自分の貢献度合いがどの程度なのかは不明ですが、丸々3000億円もの資産を受け継げるだけの貢献度はあったのですか? というお話です。
相続放棄していたのであれば、話は別です。
3000億円という莫大な遺産を受け継ぐのですから、当然ながら負の遺産も引き継ぐべきでしょう。
相続とは、そういうものです。

実際問題として、この事例で行なうべきだったのは、
所属タレントを他の事務所に受け入れしてもらうようにお願いすることです。
今の商権ごと移籍という格好であれば、引き受ける事務所は多いのでは?
もちろん、まだ売れていないタレントの場合は、可能性の審査がなされてしまい、弾かれる可能性があります。
その場合、応援金としていくらか包んであげればいいと思います。
それでもなお残りたい・・・というタレントがいれば、そのことを明示した上で、活動していけばいいわけです。
で・・・残りたい、ジャニーズという名前にこだわりたいというタレントがいるのであれば、社名変更せず、そのままでもいいんですよ。
スポンサーが再びつくには、かなりの時間が必要になるとは思いますけれども・・・

いずれにせよ、3000億円の資産に対し、賠償額は30億円しか見込まなくて良いわけです。
不動産収入だけで、一定数のタレントを仕事なしでも支えていけるはずです。
地方へのどさ回り興行をすることも考えられますし、再起の芽はあると思います。

私が思うのは・・・

けじめをしっかりとつけること

です。
それが可能な資産はあるわけですから・・・


しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。