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脱Amazonから3か月

去年の12月にAmazonの使用をやめようと決めた。消費活動のペースをゆるめたかったからである。

今はCDショップへ行き、店員さんに作品を提案してもらったりしている。手に入れる過程が作品の感触を変えてしまう。

とはいえ、ものによってはネットショッピングのほうが便利だ。その違いを説明する。

Amazonをやめる前

去年の12月まではAmazonを利用しまくっていた。ドラッグストア系の日用品が安かったからだ。問題は、買うつもりのなかったものまで買っていることだった。

たぶんAmazonに限ったことではないが、ショッピングサイトというのは寄り道させるためのトラップ至るとこに撒いてあるのだと思う。

値段の面ではお得なはずの買い物も、余計なものまで買うことによってむしろ出費が増えている気がしたのだ。

直後は大変だった

Amazonをやめた直後は、とにかくAmazonを観たくなっていた。自分がどれだけ中毒になっていたかを実感した。

音楽オタクの私にとって、Amazonはとにかく品揃えがいい。そうとうマニアックな商品がある。楽天やヨドバシでは見つからない。

内面の変化

とても回りくどい方法で、私は別のサイトやCDショップを利用して音楽作品を探すようになった。そうこうしているうちに、私自身の心境が変化したのである。

簡単にいうと、私の中で「欲しいもの」が数十日かけて「あってもなくてもいいもの」へと変わっていったのだ。ようするに物欲が沸いて、そして冷めていく過程をちゃんと自分の内面にとらえることができるようになったわけである。

直接探したほうがいい物

反対に、CDショップへよく行くようになった。店員さんにリクエストをして色々な作品を勧めてもらい、それが今のお気に入りのCDとなっている。ひとつはキース・ジャレット、もうひとつはヴィルヘルム・ケンプによるバッハ。

もちろんインターネット検索すれば上記のアルバムだって見つかるはずだけれど、自分にぴったりの検索ワードをそのまま直接に思いつく人がどれだけいるだろう?

まして音楽作品とあっては、個体差が大きい。同じアルバムでも、いつの出版かによって録音やマスタリングの質が全く違うのだ。

ネットで買ったほうがいい物

すでに中身がわかっているものは、ネットショッピングで買ったほうがいいと思う。私は今でもヨドバシドットコムでドラッグストア系の日用品を買っている。

前から同じ商品を使っていたし、交通費・時間・値段どれをとってもネットのほうが優れている。あとノンカフェインのコーヒー。

今後

もしかしたら半年後にはAmazonを使いまくってるかもしれない。嘘のないように、今後の変化も書こうと思う。