230324
【msct】
先週末はKPOPの男性アイドル・SUPER JUNIORのライブに行ってきた。
SUPER JUNIORに出会うまで、私は男性のアイドルを推したことがなかった。中高生の、周りの友人が軒並みジャニーズを推していた時でさえ、私は全く男性アイドルに興味を持たなかった。況や、KPOPをや、である。
だからこそ、SUPER JUNIORに出会った時、自分の抱く感情が何なのか分からなかった。わざわざ友人に「推しなのかもしれない……」とLINEまでした。初めて芽生えた気持ちを咀嚼するのに一週間ほど要し、そして、晴れて私は三次元の男性アイドルの推しを持つ者となった。
今回の公演は、私がSUPER JUNIORに出会ってから初めての現場である。
高揚する気持ちとは裏腹に、公演は二日間とも凍てつくような寒さの中で行われた。ベルーナドームの評判は以前から聞いていたが、三月も後半になってあそこまで冷え込むとは思ってもいなかった。スマホを触る手が震えて文字を打つのも一苦労なほどであった。
余寒の厳しさの中、推したちは息を白く凍らせながらも、悪条件を感じさせないようなパワフルなパフォーマンスを見せつけてくれた。彼らの姿を目の当たりにして凍える身体も自然とほぐれ、先程まで固まっていた踵でリズムを刻み、悴んだ指先に力を入れて、彼らに応えるようにペンライトを振った。パールサファイアブルーの光の海で輝く推したちはより一層の眩さを放っていた。
MCの間、自身は十分に暖を取ることができないにも関わらず、推したちはしきりに観客の体調を気にしてくれた。彼らの言葉はどんな暖房器具よりも私を暖かな心地にしてくれた。さらに、MCが長くなるからと観客に着席することを勧めてくれもした。他のアイドルの現場に行ったことがないので、実は普通のことなのかもしれないが、彼らの心遣いは沁みるように嬉しかった。
そして現在、コンサートついでに実家に帰省しているが、母親からは「鬱病になって(8年前に発症)から今が一番元気じゃない?」と専らの評判である。三次元の推しは精神衛生に良い。きっと近い将来、三次元の推しでしか得られない脳内ホルモンによって基礎疾患が改善するという論文が出る。
【ubmt】
やっと記事書きに向き合えた。今まで記事書きをできなくてすみませんでした。
正直、休日ひとりになると何もできなかった。ベッドの上で無為に時間が過ぎた。一番きつかったのが過食がやめられない事だった。空腹とか関係なく買い癖がやめられなかったのでヤバかったと思う。危機感と実際の行動がだいぶ乖離していた。
大好きな人との時間で少しずつ回復していった。アイマスのライブとか、ディズニーランドに行ったりとか。一緒に過ごした時間を「最高だった!」と言い合い、「一緒にいてくれてありがとう」と心から伝えた。今は人の力を借りて、まねをするみたいなことでもいいから1人から脱するべきなんだと思う。
それでも、しばらくは一人になると過食をはじめとした生活態度が改善できなかったので、友人への愛とは裏腹に自分への嫌悪感が止められなかった。特に食生活は、私にとって大事なメンタルのバロメーターなのだ。食生活が荒れることは、今まで生きてきて大切にしてきたこと(親が大切に育ててくれた事)を無下にしている感覚だった。今は過食で変化してしまった自分自身を写真に残される事もちょっと嫌だと思ってる。
前回の連休でmsctっちがお家に泊まってくれた3日間は私にとってリハビリだった。部屋の掃除をして、彼女との食事を自炊することは、まさに自分のためだった。(私にとって)普通の食事をちゃんとロールプレイできたことが本当に救いだった。
彼女が推しのライブを楽しんでいる間、私も『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を観た。前半で【ヴァース・ジャンプ】の原理を理解した時、「成功した(努力を怠らなかった)世界線の自分」を映画の中に見てしまい、辛さにめちゃくちゃ涙が止まらなくなった。なんてネガティブだ。全てを通して観た後は、今の世界線を愛してくれる人間を大切にしようと思ったし、今の自分の【ヴァース・ジャンプ】の可能性を少しでも持たせようと前向きになった。今の自分でもあがけばあがく程、いろいろな自分が今の世界線に表れてくれそうな気がするので。
今は冷蔵庫に食材がストックされている。水曜の出社からお弁当を作り始めた(ちょこっとだけ買い癖は残っているので、来週は必要な飲料だけ買うことが目標)。今日は会社の同僚と火鍋を囲みながら飲んだが、お家に帰ってから食器洗いをして明日のごみをまとめたのでここに称えたいと思う。
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