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【FIA F2 Rd.6 スペイン🇪🇸フィーチャーレースハイライト🏎💨】

優勝:ジャック・クロフォード🇺🇸(DAMS)
2位:フランコ・コラピント🇦🇷(MP/ウィリアムズ育成)
3位:ファン・マヌエル・コレア🇺🇸(DAMS)
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13位:宮田莉朋🇯🇵(Rodin)

37周のフィーチャーレース、様々な波乱の中で優勝を飾ったのはジャック・クロフォード。昨年オーストリアラウンドの酢プリンレース以来の勝利、今季2度目の表彰台となりました。

レースはスタートから波乱の展開。ターン2でハウガー🇳🇴(MP)とマルタンス🇫🇷(ART/アルピーヌ育成)が接触、2台とも損傷ありグラベルにもハマっていきなりリタイアとなりセーフティカー(SC)導入となりました。

ソフトタイヤスタート勢が10周前後でピットに向かいタイヤを履き替え、実質のトップ争いはクロフォードとアロン🇪🇪(Hitech)となりましたがアロンがクロフォードの真後ろを追う最中最終コーナーでマシンをスナップさせてしまいオーバーラン。一気に順位を失いクロフォードにとっては楽な展開となってしまいます。

その後は様々なバトルが起きましたが特にターン1では中盤から終盤にかけて多くのオーバーテイクが見られました。
特にコレアは前日のスプリントレースでタイムペナルティにより表彰台が幻となってしまいましたがそれを取り返すべく力強い走りを披露。チームメイトのクロフォードがトップを快走する中でコレアも3位へ浮上しDAMSダブル表彰台を持ち帰りました。

見事なバトルが多い中で、逆に残念だったのはボルトレト🇧🇷(Invicta/マクラーレン育成)とマイーニ🇮🇳(Invicta/アルピーヌ育成)のチームメイトバトル。ボルトレトをペースで勝るマイーニがファイナルラップのターン1で抜きにかかりましたが、意地の張り合いで接触。やってはいけないチームメイト接触となってしまいました。両者ともマシンに損傷はありつつもリタイアするほどではなくチームとしてはポイントも失ってはいないのが幸いでしたが、これはレース後に2人ともお灸を据えられたでしょう(笑)。

宮田莉朋はスプリントレースとは打って変わって今回は速さを示せず。序盤は7番手を走行してましたがピットに入りタイヤを変えた後はペースが上がらずにズルズルとポジションを失って最終的には13位でフィニッシュとなりました。予選やスプリントレースでは速さを示せていたので、次戦に活かしてほしいですね。

このレースを終えてのランキングはこちら。

アロンがスプリントの3位とフィーチャーのPPと4位を足してこの週末20ptを計上し100ptに到達、ハジャー🇫🇷(Campos/レッドブル育成)とのポイント差も9に広げポイントリーダーを守ります。
フィーチャーレースを制したクロフォードはスプリントの4位と合わせて30ptを獲得しランキングも10位タイから一気に4位へ浮上。しかし4位から9位までは各者ポイント差が接近して大混戦。ここからのシーズンを面白くしそうですね。

さて、次戦はF1と同じく今週末のオーストリアGP🇦🇹レッドブルリンク。
高速サーキットで一体どんなバトルが生まれるのか?次戦も見逃せません。

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