SUPER GT Rd.4 富士450km ハイライト🏎💨

今年の真夏の富士はとにかく荒れに荒れるレースとなりました
朝から雨が降ったり止んだりでしたが、スタート直前に再び降った雨の影響で全車ウェットタイヤでのスタート
パトカー🚓先導によるパレードラップも中止となり、フォーメーションラップを行わずSC先導で動き出しから100周レースのカウントが始まりました🏎💨
雨量が落ち着きレースは3周目からセーフティカーがいなくなり火蓋が切られます

GT500もGT300も雨の中タイヤメーカーの違いによるパフォーマンスの差が生まれ各所で様々バトルが勃発💥
さらに雨が上がり路面が乾きつつある状況になって10周前後でGT300勢、12周辺りでGT500勢が続々とウェットからスリックタイヤへ履き替えて行きます
こんな状況なのでトラック上はあちこちで500と300が混在するパックが生まれ、各所でサイドバイサイドどころか3ワイドのバトルも勃発します

その中でも特にクラッシュもなく順調に進んでいるように見えたレースでしたが、最初の波乱は35周目
GT300の244号車HACHI-ICHIが2コーナーを過ぎたところで炎上🔥し停車😱
ドライバーの佐藤公哉は急ぎ脱出しましたが、ここでSCとなりました

その後しばらくは安定したレースでしたが、更なる波乱が待ち受けます
66周目、今度はGT300の25号車HOPPY Schatzが激しく大炎上🔥
非常にショッキングな光景でした…
今回の244号車と25号車は、チームこそ違えど、どちらもつちやエンジニアリングが手塩にかけたマシン
非常に心苦しい展開となってしまいました😓
どちらも怪我や火傷を負うような人がいなかったのが幸いです

レースはこれによって赤旗中断となるのですが、そんな時に富士スピードウェイ上空にやって来たのは…怪しげな黒い影🌧
レース再開時間がアナウンスされてましたが非常に激しい雨が到来し、リスタートディレイ‼️☔️
これは面白い展開になってきた😁

しばらくして雨は落ち着き、レース再開🏎💨
SCがいなくなり72周目からリスタート❗️
レーススタート時と同様、再びタイヤの違いや戦略の違いで各所で様々バトルが勃発💥
さらに路面は乾いていきGT300では残り10周辺りからスリックへ履き替えるチームも現れますが、履き替えた4号車初音ミクAMGはピットアウト直後にスピンを喫し、まだまだスリックではリスキーな展開😱
とにかく最後まで誰が勝つのか分からないて混戦の最終盤となりました

そんな波乱の1日を制したのは…
GT500は3号車Niterra MOTUL Z🏆

GT300は11号車GAINER TANAX GT-R🏆

最後はタイミング良くこの日産の2台が同時にチェッカーを受けたのはすごく良い画になりましたね

またGT500では64号車Modulo NSX-GTが2020年のRd.7もてぎ戦での2位以来約3年ぶりの表彰台となりました✨
混乱のレースを上手く走り抜けましたね
そしてGT300では6号車DOBOT Audi Team LeMansが3位🥉に入り、2021年のSGT復帰以降初の表彰台に登りました‼️👏
ロベルト・メリ🇪🇸にとってはSGT初表彰台となりましたね❗️

喜ばしい話とは逆に最後乾きゆく路面の中ウェットでステイアウトし踏ん張っていたGT300の61号車SUBARU BRZがファイナルラップの最終コーナー立ち上がりで争っていた60号車Syntium LMcorsaから追突されスピン💥🌀
踏ん張って2位を走ってましたが、残念な結果になりました😓

またこの富士では50号車ANEST IWATAの小山美姫がGT300レースデビューを飾り、"SUPER GT"となって以降初の日本人女性ドライバーとなりました
テストでのタイムなどを見ていても正直GT300でも走るのは厳しいかなと思ってましたが、実際にはオーバーテイクも披露し力強い走りを示しました

ここまで読まれて分かる通り、今回はとにかくとにかく大波乱の連続のレースとなりました😅
244号車HACHI-ICHIと25号車HOPPYは次戦までの修復は厳しいかもしれないですが続報を待ちたいですね

次戦は8/26-27のRd.5鈴鹿
上位チームはサクセスウェイトがさらに増えるので混戦は必至‼️
3週間後が楽しみですね🏎💨

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