【WRC Rd.8 ラリーラトビア🇱🇻Day1,2ハイライト🚗💨】
Day1は1ステージのみのためDay2とまとめてハイライト。
Day2までの131.92kmを走り終えて総合トップに立つのはカッレ・ロバンペラ🇫🇮(TGR)。後続に15秒のギャップを築いて8ステージ中5つでステージウィンを飾り圧巻の速さを示しました。
驚きだったのはデビュー2戦目のマルティン・セスク🇱🇻(Mスポーツフォード)。前戦のポーランドでラリー1デビューを飾ったセスクですがその時はノンハイブリッドマシンで5位という活躍。そして今回はハイブリッド搭載マシンで出場し現在なんと総合2番手に立ってます!
SS3とSS4ではステージウィンも飾り、非常に力強い走りを見せてくれてます。
SS6以降はタイヤの摩耗が大きくなったのかロバンペラとの差も3.7秒から最終的に15.7秒まで広がってしまいましたが、それでも地元戦で大殊勲の活躍をDay2見せてくれました。Day3の走りも期待です。
チャンピオンを争うヌービル👓(ヒョンデ)とエヴァンス🇬🇧(TGR)は出走順の兼ね合いもあってコースクリーナーになってしまいタイムが伸びず後退。エヴァンスはトップから52.7秒遅れの7番手、ヌービルは1分23.3秒遅れの9番手で終えてます。Day3は出走順が変わるのでここから2人がどう巻き返してくるのか、注目です。
勝田貴元🇯🇵(TGR)はトップから33.2秒遅れの総合4番手でDay2を終了。ほとんどのステージをトップから5秒以内で終えており、それ以上離れたのは27kmのSS3(8.9秒遅れ)や17kmのSS7(7.1秒遅れ)といった長めのステージくらい。SS5とSS8ではステージ2位に入りました。
ここまで危なげない走りで速さも示している勝田、Day3の走りにも期待です。
Day2を終えての総合トップ10はこちら。
ここまでを終えて驚くのはWRC初開催で難易度も高めと言われるこの一戦で目立ったクラッシュがないこと。
途中WRC2のマッカーリン🇮🇪(Toksport/シュコダ)がSS6で横転するアクシデントがありましたが幸い低速で横倒しになっただけですぐに妖精さんの力も借りて立て直し。特に目立った損傷もなく走行を続行しリタイアを逃れました。
まだまだ20ステージ中の8ステージを終えただけで先は長いですが、ここまでは各車非常にレベルの高いラリーをしているのではないでしょうか。
土曜日Day3は8ステージ104.00kmを予定。このDay3を終えると暫定総合トップ10に対してサタデーポイントが付与されるので非常に大事な1日となります。非常にハイレベルな今回のイベント、一体3日目はどんな戦いを見せてくれるのか?目が離せません。
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