見出し画像

【FIA F2 Rd.11 イタリア🇮🇹スプリントレースハイライト🏎💨】

優勝:オリバー・ベアマン🇬🇧(Prema/フェラーリ育成)
2位:ヴィクター・マルタンス🇫🇷(ART/アルピーヌ育成)
3位:ジョシュア・ダークセン🇵🇾(AIX)

優勝を飾ったのは来季からハースF1に昇格するフェラーリ育成のベアマン。8番手スタートだったもののレース展開に上手く乗じてトップへ浮上。フィーチャーレースも期待させる走りを披露してくれました。

モンツァのスタートはターン1のシケインが非常にタイトでクラッシュ率が非常に高くなりますが、今回も漏れなくクラッシュ発生しセーフティカー(SC)導入。ホームGPのアントネリ🇮🇹(Prema/メルセデス育成)も巻き込まれてタイヤをバーストして後退してしまいます。

4周目からレース再開、トップはフィッティパルディ🇧🇷(VAR)でしたが激しくタイヤをロックアップし大きな白煙が!シケインを真っ直ぐ突っ切ってしまい4番手へ後退、マルティ🇪🇸(Campos/レッドブル育成)がトップへ浮上します。

様々な混乱に乗じてポジションアップを果たしたベアマンは5周目にマルタンスを交わし2番手まで浮上。マルティを捉えに行きます。

マルティはベアマンの攻撃に対しディフェンスをするもターン1でフィッティパルディと同様に激しくロックアップをしてしまいシケインをストレート通過。これによりベアマンはトップへ浮上します。

ベアマンはここから後続を引き離し、最終的には2位のマルタンスに対し1.6秒ものギャップを築いてのトップチェッカーとなりました。

ターン1でロックアップしてタイヤを痛めたフィッティパルディとマルティはレースを進めるごとに後退。その間にポジションを上げてきたのはAIXのダークセン。旧PHMなのでチーム力としては上位チームに劣るのですが今回は非常に力強いペースを見せてくれダークセンは3位表彰台に登ることができました。

またこのレース非常に凄かったのは8位に入ったハウガー🇳🇴(MP)とボルトレト🇧🇷(Invicta/マクラーレン育成)。最後の最後までポイント圏内の8位を争った2人でしたが…なんと同着!レース後にスロー映像も確認したそうですが1mm違わず同着だったようで順位を分けることができず、本来スプリントレースの8位は1ptですが今回は2人で0.5ptずつ分けることになりました。予選で同タイムは見たことありますがレースで同着は僕の記憶にある限りでは初めてのような気がします。見事な争いでした。

ちなみにボルトレトは最後尾スタートでしたが混乱に乗じて怒涛の追い上げで8位フィニッシュ。ベアマンの優勝もそうでしたがボルトレトもフィーチャーレースに期待を持たせる走りを見せてくれましたね。

やっぱり波乱となったモンツァのスタート、フィーチャーレースでは一体どんな戦いになっていくのか?見逃せません!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?