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【FIA F2 Rd.6 スペイン🇪🇸スプリントレースハイライト🏎💨】

優勝:ヴィクター・マルタンス🇫🇷(ART/アルピーヌ育成)
2位:クシュ・マイーニ🇮🇳(Invicta/アルピーヌ育成)
3位:ポール・アロン🇪🇪(Hitech)
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7位:宮田莉朋🇯🇵(Rodin)

優勝を飾ったのはマルタンス。昨年はルーキートップのランキング5位でしたが、今年はここまで1度の表彰台もなく低調。しかし今回はスタートで2番グリッドから見事な蹴り出しでホールショットを奪い、そこからは後続を寄せ付けない見事な走りで最後までトップを譲ることなく勝利を掴みました。

今回のレースはまさかのトラックリミット連発のレースとなりました。最終的なリザルトとしては述べ8人のドライバーに対しタイムペナルティが課され、うち5人は2度、1人は3度もペナルティの対象となりました。
多くのマシンがアンダーステア傾向でなかなか車が曲がっていかず、今のカタルーニャサーキットは中高速コーナーが多いためコーナー出口でホワイトラインを超えてしまってました。

宮田も4番グリッドから見事なスタートで2番手へ浮上し、その後単独走行になって順調に走っているように見えました。が、その宮田もトラックリミット違反でペナルティの対象に…しかも2度も!トラックリミット4回で5秒、5回目で5秒なのでレースタイムに対し計10秒が加算され、最終的には7位でフィニッシュという扱いになりました。
残念な結果ではありましたがF2で初めてファステストラップをマークする速さを示していたので、フィーチャーレースに期待です。

他にも、宮田のタイム加算により繰り上がりで3位フィニッシュだったコレアもレース後に5秒加算され後退、最終的に8位という扱いになりました。
2019年のユベールとの壮絶なクラッシュから復活し、F2では5年ぶりの表彰台のはずでしたが、こちらも残念。しかし速さは間違いないものでしたので今後に期待ですね。

一方でこのトラックリミット祭りのおかげで誰がポイント圏内に収まるのかレース中は分からない状況だったので各所で様々バトルも生まれてました。特に終盤の表彰台圏内をかけた4台による戦いは圧巻でした。誰もが「俺が前に行くんだ!」という気持ちが見える動きが様々あり、誰もが手に汗握ったのではないでしょうか?非常にクリーンなバトルでしたね。

さて、今回のレースを踏まえてフィーチャーレースは一体どのような戦いになるのか?日曜日も注目です。


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