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春を探しに

ここ二日夜中になると強烈な雨が続いた
春とは思えぬ暑さとなったある日、これなら土筆も生えているだろうと郊外に出かけた
場所は名古屋市北部を流れる矢田川支流香流川、その源流域に広がる田んぼのあぜ道。

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身近な散歩コースでは見なかった土筆、時期が過ぎたのか、まだ早いのかさっぱり季節がつかめなかった。
ここまで来ると伸び放題だ。
あぜ道周辺には早春から春にかけて見かける小さく可憐な青い花が一面に咲き誇っていた。
花言葉は忠実・信頼・清らかと云われ、どこぞの大国の狐に送ってやりたい花だ。

オオイヌノフグリ(大犬の陰囊)、なんとも気の毒な名前の花だ。
たまたま種子の形が「それ」に似ていた事から名付けられた。
もう少しなんとかならんかったものか。
外来種のこの花、大陸では別名「星の瞳」と呼ばれるそうだ。
地表から小さな青い瞳が見つめているさまからそう呼ばれるらしい。
ネーミングセンスの差は大きい。
春を味覚で感じたい方は花も葉も食べても死なないけれど、美味しくはないのでお勧めはしない。

春の程よい苦みを感じるなら土筆。

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写真は景気よくニョキ〃生えていた土筆の群生。
あんなに雨が降りながら茎の部分はやせ細り、穂は開いたものばかり。
低地では時期は過ぎていたのかナ、もっと標高を上げればまだ〃お目にかかれるのかも。
穂の開いていないものを見繕い10分程で片手一杯摘むことが出来た。
春の訪れを味わうにはこれで充分だ。
袴を取り去り、調理はかみさんにお任せだ。

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帰り路、偶然神社を見かけそこにも立ち寄る事が出来ました。
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