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【ホルスヘレシー】世界のロスターを見てみよう企画第一回: ガチムチアイアンウォリアーの巻

バトルシティ開幕

先日、待ちに待ったホルスヘレシーゲーム会がジャイアントホビーで盛大に開催された。今回のレギュレーションは3000ポイントでプライマークは無し。つまりプライマークで500ポイント一気にポイントを埋めるというみんなが思いつく技が通用しない真の男(まのお)レギュだ。ちなみにホルスヘレシーの3000ポイントは公式の認める標準的なポイント帯だ。標準的とは。今回はなんと12人ものヘレシープレイヤーが微笑みの国文京区千石に集った。12人が3000ポイントのアーミーを持ち寄るとどうなるか、皆さんは想像できるだろうか?今回から始まるシリーズでは、世界(東京都文京区千石)のロスターを研究考察し、皆さんのアーミービルディングに役立ててほしいと思う。

ヘレシー野郎が多数集まるとこうなる。3000ポイントだ。物量が違う。当然お店はこのゴキゲンなヘレシー野郎どものせいでほぼかしきり状態だ。いつもありがとうございますジャイアントホビー様。

3000ポイント・・・それはヘレシー野郎が目指す男の頂きにしてスタートライン。空手でいう黒帯初段である。ちなみに私は空手道(沖縄系)三段だ。ホルスヘレシーの発売は去年の6月なので、ここにいる戦士たちは皆約1年か、人によってはそれより短い期間で3000ポイント作り上げた計算になる。そんなハリキリボーイが12人も集結すれば面白くないわけがない。今回はなんとアイアンウォリアー、レイヴンガード、ワールドイーター、ワードベアラー、ナイトロード、ダークエンジェル、エンペラーズチルドレン、ホワイトスカー、ルナーウルフ、ウルトラマリーン、インペリアルフィストとほぼ被り無しというミラクルが起こった。せっかくなので今回は参加者に了解をとり、彼らのロスターを公開して分析していこうという企画をお届けするぞ。軍拡やお買い物の参考になるはずだ。ただロスターの書き出しと分析には戦術の天才の私をしても時間がかかるので、少しずつ紹介していきたいと思う。また、アレの問題があるので詳細なデータや能力値はぼんやりと表現するするので了承願いたい。記念すべき第一回は当然タンケンさんのアイアンウォリアーだ。

タンケンさんのアイアンウォリアー

HQ
プラエトール(ウォースミスにアップグレード)
センチュリオン(カタフラクティアーマー装備、スタンダードベアラーにアップグレード)
ELITE
ドミネーターコホート×9
アイアンサークル×3
コンテンプタードレッドノート×3
TROOP
タクティカルスカッド×20
タクティカルスカッド×20
HEAVY SUPPORT
タイラントシージターミネーター×10
プレデター(ラスキャノン装備)

二本足の人が多いけどなんかデカいのがたくさんいますね。

ロスター分析

ではまずタンケンさんのアイアンウォリアーを見ていこう。申し訳ないがポイントコストなどはアレの関係上省く。ビークルのない、ひらたーーい編成だ。この編成ではアイアンウォリアー固有のライトオヴウォー(戦争典礼)、ハンマーオヴオリンピアが発動し、縦深攻撃や側面攻撃といった姑息な戦術が使えない代わりに、様々なヤバい恩恵を得ている。ボルトガンにピニングが付与される上に弾数が増えてるので鋼鉄のハリネズミのようになっている。上記の理由から最大編成したタクティカルが地味に驚異で、そんな彼らをドミネーターコホートやアイアンサークルが優しく包み込むアイアンウィズィン⭐︎アイアンウィザウトな編成だ。
戦法として考えられるのは、タクティカルをじりじり前進させて拠点を確保。局所的な白兵戦を強力無比なオートマタ群が引き受け、同時に敵遠距離火力も吸うという、ディフェンシブなオフェンスだろう。遠距離火力としてプレデターと、固有ユニットのタイラントシージターミネーターが控えており、いざという時はチート級アドバンスドリアクション、ビターフューリーを用いて全弾発射ニバイニバーイ(ただし加熱注意)で敵を瞬時に爆殺できるギミックを搭載している。アーミーのポイントの約1/6をこいつらが計上しているので、タンケンさんがいかに彼らを信頼しているかわかるだろう(まぁ、我がウルトラマリーンのフルメンタルスの方が優れているがな)。

タイラントシージに兵装がよく似てるって?偶然に決まってるじゃないですか、あなた。

総合すると、シャープネルボルターを装備したタクティカルが大地を踏み締めて盤面を制圧し、オートマタとドレッドノートの攻防一体の運用により敵戦力に肉薄、タイラントシージの射撃で敵のキーユニットを潰して削り勝つといったところだろう。相対したくない恐ろしいロスターだ。

余ならこう対処する

ここからは余(全兵団最強最大の第ⅩⅢ兵団の総首長にして現帝国大司令であらせられる、偉大なるロブート・グィリマン閣下様)ならこのロスターをどう打ち破るか考察したい。非常に強力に見える布陣だが、打ち破る術は必ずあるものだ。このロスターを見て付け入る隙を考えるならばまず注目するのがその速力だ。もしも拠点確保系ミッションであると仮定した場合、主力がベタ足の歩兵で武器の射程も短いため、作戦目標に到達される前にタクティカルを殲滅できればポイントで勝利できるかもしれない。余ならば長射程の射撃兵器(ヘヴィサポートスカッドなど)で20人タクティカルの塊をゴリゴリに削ってから、ドレッドノートやインヴィクタルスやターミネイターで主力を足止めしつつポイントを取るだろう。ウルトラマリーン兵団は他の兵団と違ってLINE属性持ちスペシャルユニットが多いからな!とにかく何らかの方法でタクティカルを機能不全にすれば、あとは二本足の機械兵士を重火砲で黙らせれば良いはずだ。LINE属性のユニットを喪失させられば勝利はグッと近づく。しかし、殲滅戦の場合は順序が逆になる。脅威度が高いドレッドノートやオートマタを強襲して沈黙させ、残った戦力でタクティカルを始めとした部隊に対処するのが良いだろう。幸い特A級の白兵戦部隊が投入されていないため、近接戦闘に持ち込むのもアリだ。
だが最も頭が痛いユニットは忌々しいタイラントシージターミネイターだ。あれはパーチュラーボが考案したにしてはなかなかよくできたユニットだ。射程が長く、白兵にも強くて堅い上にアドヴァンスドリアクションが強烈なのでかなかな脅威だ。ぶっちゃけこれが最大の脅威であると同時に最大の弱点だろう。どのようなミッションにおいても、こいつらを無力化できるかが勝敗を分けるはずだ。余なら、レコネッサンスのスナイパーライフルでワンチャンピニングさせる。

長射程同士の戦いなら俺たちの出番だ!

というわけでこの辺りで第一回の考察アンド攻略を終える。次回はたまおさんのナイトロードをお届けする予定だ!

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