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熊本地震で微妙に被災した家族の日記(7) 第六章 娘との回想

本章は付録的な存在ではあるが、それなりに価値のあるものだと思う。
本文中でも触れた通り、私の娘(以下「みっちゃん」)は当時某高校看護科の2年生。進級した直後の被災だった。彼女と当時のことを思い出して語り合うのは、彼女のトラウマを蘇らせるのではないかと危惧していた。だが、父親の私が言うのも何だが、彼女は思っていた以上にしっかりと、当時のことを思い出し、語ってくれた。そこには、私が忘れていたことや多忙ゆえに知り得なかったことも数多く含まれていた。

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