カナダ留学、今年からヤバいかも。学生ビザ発行数「50%以上減」【3】
こちらの記事の続きです。
今回は第1回記事に掲載した、カナダ移民局 マーク・ミラー氏会見の和訳から、その意味するところを解説していきます。
現地に住んで当事者としてニュースを見ている者としての所感や雑談の話なので(公式情報も調べた上で私たちも話をしていますが)、証拠や確証があって言っていることばかりではありません。
私たち当事者が生活している中で「本当のところはこうじゃないの?」という意見だと思って、気になる点については公式情報などを調べてみてください。
いろいろな視点を提供できれば、と思って書いていきます。
1.留学生は「カナダの資産」?
まず、こちらがその会見の動画です(第1回記事掲載のものと同じです)。
会見の内容の和訳に沿って、解説していきますね。
ここについては、「留学生は財源(もっというと金づる…?)」と言われているような気が私はしてしまいました。
実際、カナダでは(カナダに限らず、例えばオーストラリアなどは状況が酷似していますよね)、留学生がもたらす経済効果はとても大きく、留学生ビジネスはGDPからみても無視できないボリュームになっている、一大産業です。
「利益をもたらす存在」。
他国に住むのであれば、その国に利益をもたらす存在でないと住めないので、これは良し悪しではなく「事実」だと思っています。どこの国でもそういうものなのでそれはいいのですが、それにしてもけっこうダイレクトにいうものなのね、とは感じましたが。
カナダについて言えば、公立・私立の学校の授業料等は年々上がっていますし(為替の影響もありますが)、学費以外にも細かなところ(例えばビザの申請費用とか、それにまつわる健康診断の費用など)もちょこちょこ値上がりしています。
これまで手数料無料でペラっともらえていた親のビザも今年からオンライン申請が必要になり安くない申請料がかかるようになったり。
留学生用の健康保険の保険料があがったり、とかですね。
ちょこちょこ、取れるところから取っていく感があるな、というのが当事者の実感です。まさに「資産」なのですね。
2.悪徳私立大学?
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