紡音れいが変えた ひとりのオタクの話

※この記事は『#祝1周年・第2回紡音れい大好き芸人』に向けて書いたものです。

前回の時に話したこと、話したかったことをまとめた記事↓もご覧ください。

今回はお題の中から、「この1年 紡音れいと出会った影響は?」について書く。
内容が紡音れいのことよりも、ひとりのオタクである自分語りが中心になってしまうこと許して欲しい。

1:初めての『推し』。ROM専ではいられない

紡音れいは、初めて「ファンレター」というものを書かせた相手である。

自分はそれまで、好きなゲームのシリーズ・シナリオライター・声優の『ファンである』という自覚はあったが、
自分はただの消費者で、わざわざメッセージを伝えようということはしていなかった。
ラジオへの投稿もしないし、動画へのコメントもしないROM専だった。

それを崩したのが、紡音れいだ。
彼女は配信の中で、
彼女がどんな人物なのか・リスナーとどう接したいのか
をよく語ってくれる。
「リスナーはフォロバしたいから言って!」
「みんなのちょっと凄い友達でいたい」
「twitterはクソツイでいい」
「お手紙が一番嬉しいから、お手紙書いて!」
自身のスタンスを明確にしてくれることが、自分にとって安心だった。

あと、喋りのテンポが、妙に気持ち良い。
これは完全に感覚と好みの問題で、分析できていない。

文字コミュニケーションに強い苦手意識がある自分でも、
彼女の配信では不思議とポンポンとコメント打っている。
そんな自分がいつの間にか出来上がっていた。



最初のガチイベですっかり紡音れいの配信の虜になった自分は、
その後もV.V.V.2019 入賞、そしてVirtuReal.01にてオリジナルソング
DANCE is the answer の製作決定・リリースと、
彼女のターニングポイントとなる成功体験を見届けた。

その直後のリアイベであるバーチャル忘年会にて、
自分は初めての「ファンレター」を用意した。
感謝と期待を込めて、A4に長文をびっしりと書いてしまった。

彼女の前では、もはやROM専ではいられない。
ひとりの技術者に対して、この人には絶対に成功して欲しいし、
そのためになる事なら出来る限り手を尽くしたい。
自分にとっての『推し』概念の発見だった。

2:「かわいい嫌い」の克服

正確に言えば、完全に克服してはいないが、
紡音れいは「かわいい」の言葉でしか言い表すことが出来なかった。

自分は過去の恋愛経験から、「かわいい」という言葉に嫌悪感がある。
そのため、自分が他人に対しても「かわいい」と言うことに抵抗があり、
可能な限り他の言葉に置き換えている。

ただ、これを見て欲しい。

これ、「かわいい」以外になんて言えばいいんだ…

この日は、VirtuaREAL.01 大阪公演の当日。
彼女にとって最初の大舞台で、眠れてなかったとツイートしている。
なんとかまっすぐ称賛の言葉を送りたい…
かわいいって言いたくない…いや、言いたい

負けました。
いいや、紡音れいがかわいいって事実が勝ちました。

V.V.V.2019の時も思ってたけどさぁ!
袖をぶんぶん振り回して踊る姿が良すぎるんだよ!
カッコいいでも可憐でもセクシーでもねぇよ!
かわいいんだよ!紡音れいがかわいいよ!
他に言いようがねぇよ!

早く昔の女を忘れて、ストレートに「かわいい」って投げられるようになりたいです。

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