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気持ちを伝えたい時

うちにいるアンスリウムの花の色が
なんとも私好みなので
毎日毎日この気持ちをアンスリウムに伝えているのだけど
どうにもこうにもありきたりな言葉しか出てこず
この気持ちの100分の1も伝えられてない気がする

綺麗
素敵
可愛い
大好き
愛おしい
愛くるしい

少なっ!!

やっぱり語彙力って大切だと思う
言葉を自由自在に紡げる人って尊敬する
歳をとるごとに語彙力は増すはずなのに
歳をとるごとに言葉は出てこなくなる
こうなるとやっぱり
【月が綺麗ですね】
だとか
【指を折ってください】
だったり
【君の膵臓をたべたい】
のような
オリジナルな気持ちの伝え方を考えたい
オリジナルではないけど
個人的に好きなのは
【お前死んだら、俺泣くぞ】
すごくストレートだし、
ペラペラなようにみえて1番本質というか、
あーじゃないこーじゃない、じゃなくて、
ただただ、いなくなったら悲しい
ずっとそこにいてほしいが伝わる

【私は新しいペンを買ったその日から、それが書けなくなる事を想像してしまう人間です】
私もそのタイプだから
始まる前から終わりを考えて
予防線をはっている
でも実際この予防線は
どのくらいの効果があるのだろうか
終わりが来た時、
ほらね、やっぱりね。
と、自分にいって
謎なマウンティングをとる
ただそれだけで
実際しっかり傷ついている
だったら下手な予防線なんかはらないで
やっぱり“いま”を全力で噛み締めた方が
人生的によっぽどおとくな気がする

命あるものに永遠はないと
わかっているのだけど
【頭でわかっても心が叫ぶの】
という感じで
でも私は決めた
今を全力で愛でよう

愛しのアンスリウムちゃん
ずっとそこにいて欲しい

あちこち回り道をしましたが
そう、私はアンスリウムの話をしていたのだ











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