印象に残った心理学のおはなし
自分は心理学とか行動経済学が昔から好きで、けっこうその手の書籍を読んだり動画を見たりします。
その中で最近、印象に残った言葉がいくつかあるので3つほど紹介しようかと思います。
1. 人間関係は代謝させよう
人間関係の代謝とは,『新しい人と関わるようになる』あるいは『お別れする』ということです。
古い関係を切って新しい関係を入れていくと運が掴める、新しいチャンスは弱いつながりから来る、という研究結果があるそうです。強いつながりからの情報は取り尽くしている、あるいは価値観の押しつけ(ある種の洗脳)されている場合があるとのこと。
自分はずっと、人間関係は"広く浅く短く"よりも"狭く深く長く"のほうが良いと思っていたので、この言葉にはっとさせられました。
たしかに自分の人生を振り返ってみると、いま働いてる会社を紹介してくれた同級生とは面識1回くらいしかなかったし、ネットで繋がった人と付き合ったことがあるし、見ず知らずの人のツイートから大好きな髭男を知ったりしたなぁと。
いつも仲良い人と過ごすのは心地よいけれど、いまの関係を捨てるという選択もありなんだなぁと思い知らされました。
2. 他者を一方的に助けるのはやめよう
これは本当に真理です。友人関係でも恋愛関係でも、これに当てはまったことしかないし、周りでこういう風になっている人たちを見ていてもそう感じます。
一方的に助けるのは自分にとってだけでなく、相手にとっても良くない行為なのです。
ギブ&ギブが当たり前になると、ギブする方は当然しんどい思いをします。人って見返りを求めていないつもりでも、無意識に見返りを求めるんだそうです。
一方ギブを受ける側はただの都合の良い人としか思っていないし、過度な場合はむしろストーカーみたいに不快感を覚えたりします。
ぱっと見で優しいと言われる人ほど陥りやすいらしいので気をつけたいなと自戒。
3. 人は選択肢が少ないほうが幸せを感じる
選択のパラドックスと呼ばれるやつで、知っている人も多いかもしれません。
受験、就活、人間関係といろいろな場面で時間をかけて大きな選択をしてきたと思います。
もちろん選択肢が全くないよりはあったほうが良いのですが、多すぎてもだめだということですね。
なぜだめなのかというと、こんな理由があるみたいです
選択する気力を奪う
なにかを選ぶのって労力を使いますよね。その労力を使いたくなくて選択を放棄するということがあります。
例えば投資を始めようとしたら商品がいっぱいあったり、マッチングアプリ始めたら無限に異性が表示されたりというやつです。選択すること自体を諦めてしまうパターンです。
選択を間違える
選択肢が多いと当然間違った選択肢が入ってしまう可能性が高まります。
もちろん選択した道を正解に解釈していくのが大事なんですけど、たまに選択ミスをしちゃいますよね。
別の選択肢の場合のif世界線を想像して落ち込む
Aを選んだけどもしもBを選んでいたらどうなっていたんだろうと考えたり、後悔してしまった経験ありますよね。
Bという選択肢が与えられていなかったらこんなこと考えずに済むのに…これも選択肢が多いことの弊害です。
今回は3つだけ紹介しましたが、機会があればまた加筆したりしていきたいな〜と思います。
あと心理学と行動経済学でおすすめの本がたくさんあるので、機会があれば別記事で紹介したい。
今日のところはおやすみなさい
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