小川洋子『薬指の標本』(新潮文庫)
何でも標本にすることができる「標本室」で働く女性と六角形の「語り小部屋」に魅了される女性の2編の物語。どちらもサイダーの泡のようにはかない時間が流れる「しのびやか」な物語。不思議な物語世界に癒される。「キュン死に」はしない。 #かわいい読書
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