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OLDIES GOODIES #55_『カセットテープ・ダイアリーズ/blinded by the light』ハードロック特集

ミュージックフリークマガジンいち押しラジオ番組♪♪♪ フォークシンガー・ばんばひろふみ氏と、音楽プロデューサー・長戸大幸氏が圧倒的な音楽知識と豊富な経験で、1950~70年代の洋楽を中心に多くのアーティストがカバーする大ヒット曲やここでしか聴けない激レア音源等を紹介してくれる「OLDIES GOODIES」をご紹介!

 ばんばん&大幸の「オールディーズ ・グッディーズ」第55回(2021.10.16放送回)は、2019年公開の映画『カセットテープ・ダイアリーズ』(1980年代のイギリスを舞台に、パキスタン移民の少年がブルース・スプリングスティーンの音楽に影響を受けながら成長していく姿を描いた青春音楽ストーリー)をきっかけに、60's〜70'sのハードロックをピックアップ。
 大幸さんが高校生の時に洋楽HRに目覚めるきっかけとなったヴァニラ・ファッジをはじめ、クリーム、ディープ・パープル、ドアーズ、ジミヘン、ツェッペリンetc…..ハードロックの名曲に心沸き立つ1時間!!!

Opening Music:10番街の殺人 / The Ventures

ばんばん)今週もやって参りました「オールディーズ・グッディーズ」です、ばんばひろふみです。

大幸)長戸大幸です。

ばんばん)大幸さんね、すごい色んなジャンルの音楽聴いてるやないですか?

大幸)はいはい。

ばんばん)クラシックとかは、わりと好きなんですか?

大幸)僕小さい頃ずっとバイオリン習ってたんで。

ばんばん)おんなじ。鈴木のヴァイオリンですか?

大幸)そうです、ヴァイオリンをやってて、小学校の時にね、少年管弦楽団っていうの入ってました、大津の。

ばんばん)そ〜れ、凄いじゃないですか。

大幸)いやいや凄くはないんだけど、ファースト・バイオリンやってました。

ばんばん)へーー素晴らしい、うーん。

大幸)でもクラシックやってたからと言って、別にクラシックが好きになるわけではなく。

ばんばん)あの〜僕も小学校2年くらいから中二までやってたんですよ。

大幸)同じくらいです、僕はね実は3歳から始めて。

ばんばん)凄い、英才じゃないですか。

大幸)いや英才じゃなくて、もうね、金のない家だったのにバイオリンだけ習わして。

ばんばん)素晴らしい、そやけどね、僕はね、折角クラシックのバイオリン習ったんですけど、あの当時クラシックがええと思ったことない。

二人)(笑)

ばんばん)よくわかんなかったですよ。

大幸)あ〜〜〜〜。

ばんばん)後になってね。わかってきたけど、やってる当時は。

大幸)そうですよね。

ばんばん)そうでもなかったですか?

大幸)いやでもバイオリンは弾いてたのでギターは意外と簡単に。

ばんばん)なるほど。

大幸)はい。

ばんばん)僕ね、やっぱりあの時点で親にね、ピアノ習うか、バイオリン習うかって言われたんすよ。それでなんか僕はバイオリンの方に行ったんですけど、ピアノ習っときゃよかったなって。

大幸)いや僕も同じですよ、僕も小さい時から気がついたらバイオリンを弾かされていて。

ばんばん)はい、3歳からやからね。

大幸)うん。で、結局後で聞いたんだけどピアノを習いたかったんだけど、ピアノは買ってくれなかったんですよ、高いから。

ばんばん)あーそっかぁ、うーん。

大幸)で、まぁ当時のはね、僕のバイオリン、1500円だったんですよ。

ばんばん)そんな安かったですかね。

大幸)うん。いや大人になった、あのー、バイオリンが。最初8分の1から始まって。

ばんばん)そうです、ちっちゃいスケールの。

大幸)次6分の1でしたっけ?

ばんばん)そうです。

大幸)段々4回か5回くらい変わって、やっと。

ばんばん)はいはい、なんかもう脱皮みたいになって。

大幸)脱皮みたいになって、それ全部安いやつ。

ばんばん)あー。

大幸)で、やっと大人になった中学くらいの時かな、買ってもらったの、それ1500円でしたよ。

ばんばん)ほー。

大幸)今でも覚えてるけど。

ばんばん)あーそう。

大幸)僕も中二くらいまでやってましたかね、高校受験の前。

ばんばん)僕はね、ちょうどねビートルズを聴いてしまったっちゅーね。こんなバイオリンなんかやってる場合やないわ思って。

大幸)僕はだから高校に入った時にビートルズがちょうど「Please Please Me」とかだったので。

ばんばん)そうですね、衝撃を受けて。

大幸)衝撃を受けて結局バイオリンどころじゃないと。

ばんばん)そうそう、同じですね最後は。

大幸)はいはい。

ばんばん)で、まぁこの番組で色んな紹介やってきたんですけど、いっぺんちょっとヘヴィーなのね、なんかやって欲しいなと思って。

大幸)はい。ま、今日はちょっと『カセットテープ・ダイアリーズ』って、ついこの間 2019年に公開した映画なんですけど。

ばんばん)ほう。

大幸)これがあのねー、男の子がブルース・スプリングスティーンが好きで、ブルース・スプリングスティーンの曲ばっかりかかるんですけど。これからまず行こうかなと。

ばんばん)うん。

大幸)この映画を観て、ブルース・スプリングスティーンの一番有名な「ハングリー・ハート」という曲を聴いてください。

ばんばん)はい。

TR-1 Hungry Heart  /  Bruce Springsteen

ばんばん)スプリングスティーン、あの、僕「Born to Run」

大幸)あー、はいはいはい。

ばんばん)あれ、衝撃的でした。

大幸)そうですよね。

ばんばん)なんでこんなに格好ええねんて思いました。

大幸)だからあのー、ジャケットも格好良かった。

ばんばん)そうなんですよね。

大幸)この曲に何か似た感じがするのが、佐野元春さんの「Someday」。

ばんばん)そうですね。もう完璧でしたね。

大幸)完璧でした。それでは「Someday」を聴いてください。

TR-2 Someday / 佐野元春

ばんばん)僕あのね、佐野元春って凄い好きや。

大幸)あー、僕も好きですよ。

ばんばん)あの、なんか、日本語なんやけど。

大幸)歌詞がいいでしょ。

ばんばん)そうなんすよね。で、あの、日本語でロックっぽく聴こえさすために英語を入れたりなんかするんですけど、なかなかこう、リズムに乗れないじゃないですか。

大幸)はい。

ばんばん)彼は凄くこう、うん。

大幸)なかなか僕も彼の詞は好きですね。

ばんばん)ね、格好いいですよね。

大幸)はい。で、ちょうどね、僕ねロックバンドをやっていて。

ばんばん)うん。

大幸)大学入ったくらいかもしれないけど、いわゆるもうGSがなんとなく終わりそうな。

ばんばん)はあはあ。

大幸)気がついてたんですよ。その時に洋楽で流行ってたのが、やっぱりハードロックで。

ばんばん)うん。

大幸)で、最初に僕がジュークボックスかなんかで聴いて。最初に「あ、これ格好いいなー」と思ったのがヴァニラ・ファッジ。

ばんばん)これもう、格好良かったですよね。

大幸)はい。これが1967年だったと思いますけど、「You Keep Me Hanging On」って。これあのー、シュープリームスの曲。

ばんばん)シュープリームスでNo. 1になったんですよね。

大幸)そうそうそう。ヴァニラ・ファッジの「You Keep Me Hanging On」を聴いてください。

TR-3 You Keep Me Hanging On  /  The Vanilla Fudge

ばんばん)この曲ね、当時やってたバンドでね、カバーしてたんですよ。ほいでー、あのー、キャッツアイというダンシングホールがある。

大幸)はいはい。

ばんばん)そこのレギュラーバンドやってて。でね、今のこれシングルバージョンで。で、フルバージョンを最初スローでやってるとね、客がね、「早よやれ早よやれ」って言うんですよ。「もうちょっと待ってください」って、今リズム出ますから。

大幸)あはは(笑)

ばんばん)それ思い出しました(笑)

大幸)あのね、キャッツアイの前に、こう、なんか、方向指示器のような看板がありましてね。

ばんばん)ありましたっけね?

大幸)そこに「ウエストロード」って書いてあって。

ばんばん)ああそうですか。

大幸)そこから取ったらしいですよ。

ばんばん)ウエスト・ロード・ブルース・バンドは?

大幸)はい、はい。

ばんばん)へーーー。

大幸)僕たまたまキャッツアイに、僕も出たことあって

ばんばん)おっ、地下?

大幸)はい。で、キャッツアイに出てる時に、「ウエストロードって格好いい名前だな〜」って思ったこと覚えてたんです。

ばんばん)あ、そうですか。

大幸)そしたらウエスト・ロード・ブルース・バンドが出てきて。で、聞いたんですよメンバーに。「あれどっから取った?」って。

ばんばん)そこ(キャッツアイの看板)だって?

大幸)うん。「えっ、(自分がかっこいいと思ったのと)同じだ!」と思って。

ばんばん)うおーーー。へー。

大幸)そういうことがありました(笑)

ばんばん)同じステージを踏んでるんだ(笑)

大幸)そうそういやいや。まああのイギリスで結局なんていうかビートルズとかがなんとなく廃れて。で、シュープリームスとかいわゆるその〜モータウンが出てきた時に、まあこういうちょっとハードな事をやって。まあヴァニラ・ファッジとか、

ばんばん)ヴァニラ・ファッジって、なんか色々カバーの曲をやって、

大幸)そうそう。

ばんばん)すごくアレンジが面白かったですよね。

大幸)うん。で、メンバーがティム・ボガードとかカーマイン・アピスとか、

ばんばん)そうそう。

大幸)後々のジェフ・ベックと組む連中たちなんで。

ばんばん)そうそう。

大幸)でー、「You Keep Me Hanging On」のシュープリームスの方も聴いてみましょう。

ばんばん)はいはい。

TR-4 You Keep Me Hanging On  /  The Supremes

大幸)で〜、このさっきのヴァニラ・ファッジもそうだけど、アイスクリームの商品名かなんかなんですよ、ね。

ばんばん)あー、ヴァニラ・ファッジってね。

大幸)音があまりにもハードなんで、逆に、あのー、バンド名がみんなそのー、アイスクリーム系の名前が多かった。

ばんばん)あーちょっと甘ったるい感じでした。

大幸)はい。だからまぁ、そのー、そっちがヴァニラならこっちはクリームだと。

ばんばん)あー、そっか〜。

大幸)で、クリームが出てくるんですけど。だから(エリック)クラプトンは当初ヴォーカルをしてなかったんだけど。あのー、サンシャイン・ラブくらいから、ちょっとヴォーカル入ったり、なんかやってるけど。

ばんばん)ですね。

大幸)はい。アレンジとかやり始めて。ではクリームの「Sunshine of Your Love」を聴いてください。

TR-5 Sunshine of Your Love / Cream

大幸)続いてはディープ・パープル。

ばんばん)ディープ・パープルね。

大幸)はい。これデビュー曲が「ハッシュ」って曲で。

ばんばん)そーうですね。

大幸)これも確かね、放送禁止になったんじゃないですか。

ばんばん)「ハッシュ」って?

大幸)この「ハッシュ」って、当時「ハシシ」って言って。

ばんばん)あーあのー。

大幸)そう、いわゆる。

ばんばん)大麻樹脂の。

大幸)大麻樹脂なんかの。

ばんばん)うん。

大幸)言ってたことがあったと思うんですけど。これも最初の頃もう大変ポップなんです。この「ハッシュ」って曲。

ばんばん)うん。

大幸)これ多分、ディープ・パープルのデビュー曲だと思うんですけど、ディープ・パープルの「ハッシュ」を聴いてください。

TR-6 Hush / Deep Purple

ばんばん)この初期の頃のパープルって結構クラシックぽかったですよね。

大幸)そうですね。あのー、ヴォーカルが途中で変わりましたでしょ?

ばんばん)そうですね。で、「ハイウェイ・スター」とかの頃はもう全然また違って。

大幸)そうですね。リッチー・ブラックモアが途中から段々段々クローズアップされて。

ばんばん)ですねー、うん。

大幸)ジョン・ロードでしたっけ?

ばんばん)あ、オルガンがね。

大幸)リーダーっていうか。

ばんばん)ええ。

大幸)まあヴォーカルが変わっても続けられるんだって意識はありましたよね。

ばんばん)確かにね、うん。

大幸)でー、この後にドアーズっていうのが出てきますよね。

ばんばん)ええ、ジム・モリソン!

大幸)はい。このドアーズの「ハートに火をつけて(ライト・マイ・ファイア)」っていうのが、これが、

ばんばん)ヒットしましたね。

大幸)ヒットしましたけど、歌が終わってから間奏がやたら長いんですよ、これ。

ばんばん)あ〜。

大幸)グランド・ファンク・レイルロードもそうなんだけど。

ばんばん)うん。

大幸)なんかまああの頃みんなもう演奏ばっかで。

ばんばん)うん、なんかもうあの即興に入ったりして。

大幸)そうそうそう。そのドアーズの「ハートに火をつけて」を聴いてください。

TR-7 Light My Fire / The Doors

ばんばん)はい、良いですね。

大幸)で、次にジミヘン。

ばんばん)ジミ・ヘンドリックス。

大幸)これあの〜、アニマルズの、あの背の高いベースが。

ばんばん)あ、チャド・・・・・、チャンドラー。

大幸)チャンドラーだよね。(※チャス・チャンドラー:アニマルズのベーシスト、ジミ・ヘンドリックスのマネージャーとして知られる)

ばんばん)はい。

大幸)あの、背の高い彼が色々アニマルズが終わった後に、アメリカで見つけて連れてきたんだけど。

ばんばん)うん。

大幸)ジミヘンのギターがまたすごかったですよね。

ばんばん)これはでもなんか、衝撃的でしたよねあの時代。

大幸)そうなんですよ。しかも全くあのー、そのまんまを左に持ち替えて弾いてるんで。

ばんばん)うん、ちょっと信じられないような。

大幸)アルバート・キングもそうなんですけどね。

ばんばん)はあはあはあ。

大幸)まあこのジミヘンの「Purple Haze」を。

ばんばん)良いですね。

大幸)はい。

TR-8 Purple Haze / Jimi Hendrix

大幸)では、次にレッド・ツェッペリン。これがあのいわゆるヤードバーズから形を変えて。

ばんばん)うん。ジミー・ペイジがね。

大幸)はいはい。レッド・ツェッペリンという名前で。

ばんばん)この〜、なんかロバート・プラントというヴォーカル、ちょっと衝撃的でしたね。

大幸)ええ。このヴォーカルと、ドラムのジョン・ボーナム。

ばんばん)ジョン・ボーナム、すごかった!

大幸)はい、すごかったです。レッド・ツェッペリンって、最初、赤いツェッペリンかと思ったら、違って。

ばんばん)違います。

大幸)先頭を行く、ね。lead、led、ledのLedなんですよね。

ばんばん)そうですよね。

大幸)では、レッド・ツェッペリンの「胸いっぱいの愛を」。

TR-9 Whole Lotta Love / Led Zeppelin

ばんばん)ツェッペリンかっこいいね〜!

大幸)いやもうね、僕このドラムがすごくて。ちょうど僕、バンドでドラムやってたんですよね。

ばんばん)ほうほうほう。

大幸)このタイミングがなかなか出ないんですよ。

ばんばん)なるほど。

大幸)ちょっと遅れた感じの重たいドラム。

ばんばん)重たいねぇ。でも決してモタってないっていうね。

大幸)はい、そうなんですよ。

ばんばん)そこがね。

大幸)すごいなと思いましたよ。

ばんばん)うん。

大幸)ではその次に、ハンブル・パイを。

ばんばん)もうねスティーヴ・マリオット、僕大好きだった。

大幸)あ〜。この頃ちょうどいわゆるアイスクリーム系のヴァニラがあって、クリームがきたんで、次はパイがくると。

ばんばん)あ〜、はっはっはっは(笑)。グシャグシャにしたパイですか。

大幸)ええまあそうですよね。だからあの、スティーヴ・マリオットっていうのは、あの〜いわゆるあの〜

ばんばん)スモールフェイセスですか?

大幸)スモールフェイセスですよね。

ばんばん)うん。

大幸)あそこ上手くいかなかったらしくて。結局やめて、ここに参加して。で、フェイセスが後々ロッド・スチュアートに代わって。

ばんばん)そうですよね、はい。

大幸)で、この〜ハンブル・パイの、ピーター・フランプトンっていうのが入って。

ばんばん)そう、あの〜両エースですよね。

大幸)ハードってバンドの。

ばんばん)そうです。

大幸)ルックスの良いメチャクチャ格好いい男の子だった、まあある意味

ばんばん)ピーター・フランプトンもやめてからは、ピーター・フランプトン&で、ものすごく売れましたよね。

大幸)そうそう売れました。では、じゃあハンブル・パイの「ほら穴の30日」。

ばんばん)お〜。

TR-10 30 Days In The Hole / Humble Pie

ばんばん)スティーヴ・マリオットってのは、ほんと黒人の音楽が大好きなんですよね。

大幸)そうですよね。

ばんばん)すっごいソウルっぽいね。

大幸)うん。ハンブル・パイってなんか、いわゆる「つまらないパイ」だけではなくて、なんかあの〜、撤回という形の屈辱って書いてましたけどね、意味が。

ばんばん)あ〜そうなんだ。

大幸)単なるパイのイメージじゃなくて。

ばんばん)うん。

大幸)なんかちょっと、屈辱的な意味があるらしいですね。

ばんばん)あ〜そうなんすか。へー。

大幸)この〜いわゆるハンブル・パイに入ったもう1人のピーター・フランプトンがいた、ザ・ハード「夜明けを求めて」を聴いてください。

TR-11 From The Underworld / The Herd

大幸)で、スモール・フェイセスから一曲聴きましょうか?

ばんばん)はい。

大幸)スモール・フェイセスの「シャ・ラ・ラ・ラ・リー」

TR-12 Sha-La-La-La-Lee / Small Faces

大幸)このスモール・フェイセスのスティーヴ・マリオットと同じくらい評価があった、スティーヴ・ウィンウッド!

ばんばん)もう、彼も凄い黒っぽいですよね。

大幸)これはまああの辺のイギリスの中で、一番黒っぽかったですよね。

ばんばん)そうですよねぇ。

大幸)これ彼が元々スペンサー・デイヴィス・グループで歌う予定だったんですよ。

ばんばん)ええ、はい。

大幸)これ、15か16くらいの時の。

ばんばん)ですよね。

大幸)はい、このスペンサー・デイヴィス・グループの「Give Some Lovin’」という曲を聴いてください。

TR-13 Give Some Lovin’ / The Spencer Davis Group

大幸)このスティーヴ・ウィンウッドが入ったトラフィックっていうバンド。

ばんばん)このバンドも渋いバンドでしたね。

大幸)うん。

ばんばん)僕大好きでしたけれど。

大幸)デイヴ・メイスン。

ばんばん)デイヴ・メイスンそうです、ジム・キャパルディとかね。

大幸)そうそうそうそう、トラフィック聴いてみましょうか。

ばんばん)あ、これ、あのデビューシングルですよね?

大幸)はい。

ばんばん)「ペーパー・サン」!

大幸)はい。「ペーパー・サン」聴いてください。

TR-14 Paper Sun / Traffic

ばんばん)サイケデリックですね。

大幸)はい。これーで、スティーヴ・ウィンウッドはこの後エリック・クラプトンと組んで。あのー、いわゆるクリームが解散した後にブラインド・フェイス

ばんばん)スーパーグループと言われてね。ジンジャー・ベイカーと

大幸)はいはい。ブラインド・フェイス。ま、ジンジャー・ベイカーとジャック・ブルース仲悪かったですよね。

ばんばん)すごくね、クリームの時代に。

大幸)では、ブラインド・フェイスの「歓喜の海」。

TR-15 Sea of Joy / Blind Faith

ばんばん)なんか、なんとも言えない良い声ですね。

大幸)はい。それでさっきのその〜、ピーター・フランプトンがソロになってから、また大ヒットしますね。

ばんばん)はい、ブレイクして。

大幸)有名な「Show Me The Way」を聴いてください、1976年です。

TR-16 Show Me The Way / Peter Frampton

ばんばん)「ばんばん大幸のOldies Goodies」。なんか、こういうハードロックとかスカッとしますね!

大幸)ええ。ま、ピーター・フランプトンが当時格好よくて。めちゃくちゃハンサムで。

ばんばん)うん。

大幸)まあ後々のアイドルロックのボン・ジョヴィとかに受け継がれていくということですね。

ばんばん)ああ、言えますね。同じ香りですね。

大幸)ピーター・フランプトンもその後頭禿げてきて。

ばんばん)(笑)

大幸)フォークのジェームス・テイラーもそうじゃないですか、めっちゃハンサムだったけど。

ばんばん)しっかりないですね。

大幸)ないでしょ〜。

ばんばん)はい(笑)

大幸)やっぱりクラプトンはその点生えてるのがいい。

ばんばん)あれはちゃんと手入れしてるんじゃないですか? ミック・ジャガーも。

大幸)いや、僕ね、ストーンズがちょっと怪しい・・・。

ばんばん)怪しいでしょ?

大幸)うん。

ばんばん)ポールも。

大幸)うん、みんな髪の毛ありすぎますよ。

ばんばん)ああ、あれはやっぱりお金あるから。

大幸)いやいやいや。

ばんばん)どうとでもなるんじゃないですか。

二人)(笑)

大幸)でもフランプトンだって金あると思いますよ。

二人)(笑)

大幸)ジェームス・テイラーも。

ばんばん)ほんとやね。さあ、来週はどうするんですか?

大幸)来週はね、ちょっとジャズに行こうと思います。

ばんばん)お、ズージャ! 秋ですしね。ええ雰囲気に合うかもしれませんね。

大幸)はい。

ばんばん)ということで、えー「オールディーズ・グッディーズ」お別れです。お相手は、ばんばひろふみと

大幸)長戸大幸でした。

ばんばん)来週またご機嫌よう。

二人)さようなら。


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