🌺花リナ___小松未歩のカバー動画で話題のニューカマーに初インタビュー！

幼少期より歌詞や世界観が好きでよく聴いていたという“小松未歩”のカバーに挑戦していくことを、今年7月28日に発表したニューカマー・“花リナ”。
現在、オフィシャルYouTubeにて毎週木曜日に小松の楽曲をカバーした歌唱映像が次々と更新され、往年の小松ファンやコナンファンを中心に話題となっている。
 
“小松未歩”と言えば、人気アニメ「名探偵コナン」のオープニングテーマに抜擢されたデビューシングル「謎」がいきなりスマッシュヒットを放ち、その後も「願い事ひとつだけ」「氷の上に立つように」（「名探偵コナン」EDテーマ）、「チャンス」（「めざましテレビ」テーマソング）他、数々のヒット曲を世に送り出したシンガーソングライターだ。1990年代後半〜2000年代のJ-POPシーンにおいて活躍した彼女は、卓越したメロディ・センスとリリカルな歌詞世界に定評があり、時代を越えて今もなお根強いファンが存在。今年5月には、メジャーデビュー25周年を記念してダウンロード＆サブスク配信が一挙に開始され、再び脚光を浴びた。
 
「歌声がそっくりでびっくりです」
「歌声めっちゃイイね」
「小松未歩さんすごく好きだった。今こうして新たな小松未歩さんを見つけれた事すごく嬉しい！」
 
花リナのオフィシャルYouTubeのコメント欄には好意的なコメントが並ぶ。一般的に人気曲のカバーほど、「原曲とイメージが違う」などハードルが上がるケースが多く見られるが、今回は肯定的な意見が多く、花リナの挑戦を後押ししているようだ。
しかし現状、花リナ自身に関する情報や、なぜ小松未歩のカバーに挑戦することになったのか？など、謎も多い。そこで、花リナ本人に突撃インタビューを敢行！ なんと初のテレビ収録の合間に快くオファーを受け入れてくれた。

🌺🌊🌺🌊🌺 花リナ（KARINA）  First Interview 🌺🌊🌺🌊🌺

https://lit.link/hanarina

●ご出身はどちらですか？
花リナ：日本生まれで、9歳までハワイで育ちました。
●ハワイではどんな風に過ごしていましたか？
花リナ：日系人が多い学校に通いながら、放課後はプールで遊んだり、お休みの日には必ず海で泳いでいたので、塩素で髪の毛が自然と金髪でした。それから、祖父がオフの時に日本からよく遊びに来てくれていたので、一緒にショッピングしたり、楽しく伸び伸びと育ちました。
●お祖父様は、なんと俳優の藤田まことさんと伺いました。
花リナ：はい。小さい頃からとても可愛がってもらいました。
●アーティストを目指すきっかけにも、お祖父様が影響しているとか？
花リナ：祖父が病気の時に入院先で、自分も辛い思いをしているのにもかかわらず、一緒に病気と戦っている方の為に院内で公開ライブをした事があるんです。「リハビリを兼ねて」と本人は言っていましたが本当はかなり辛かったと思うんですね。でも一生懸命に歌って周りの人たちを盛り上げている姿を目の当たりにして、“歌の力ってすごいな”って。歌だけでこんなに勇気と希望を人に与えられるんだという事を実感して、それが本格的にアーティストを目指したいと思ったきっかけです。
●それは何歳頃のお話ですか？
花リナ：11とか12歳くらいでした。
●それ以前は、違う夢がありましたか？
花リナ：3歳から歌手になりたいという夢はずっと変わっていなくて、学校の作文にも毎回、「歌手になりたい」って書き続けていました。
●憧れの存在（アーティスト）はいましたか？
花リナ：海外に住んでいたので、基本的にディズニーチャンネルをずっと見ていて、「ハンナ・モンタナ」という番組が大好きだったんです。ドラマなんですけど、普通の女の子がカツラを被るとロックスターになるというストーリーで、その子みたいになりたいと思ってずっと真似していましたね。ベッドをステージに見立てて、一人で踊ったりしながらずっと歌っていました（笑）
●学校や近所の友達の前でも披露していたんですか？
花リナ：いえ、意外と恥ずかしがり屋で、人前では歌えなかったです（笑）
●夢に向かって何かレッスンはしていましたか？
花リナ：14歳の時から本格的にヴォーカル・レッスンを始めました。
●楽器やダンスは？
花リナ：ダンスは習っていました。ハワイに住んでいる時はジャズとフラを踊っていて、日本に帰ってきてからはクラシックバレエとヒップホップの基礎と、プロのダンサーさんにジャンル問わず色々なダンスの基礎を教えていただいた事もあります。
●レッスンしながらデビューのチャンスをうかがっていたのですか？
花リナ：アーティストになるという夢はずっと変わらず胸に秘めながら、一方で勉学もきちんとやりたいという思いがあったので、まずは大学に入る為に勉強に専念しました。その間も学校に通いながら歌詞を書いたり、発声練習をしたり、自分なりにチャレンジを続けながら、今に辿り着きました。
●ちなみに、よく聴いていた音楽やアーティストは？
花リナ：同じハワイなので勝手に親近感を感じて、ブルーノ・マーズさんをよく聴いていました。「ハンナ・モンタナ」の影響でロックスターに憧れを持っていましたが、好んで聴くのはポップスやR&Bが多かったです。

●今年の7月、突如ネットに小松未歩さんのカバーがアップされたので、「この子は一体誰だ？」と驚いたリスナーも多いと思うのですが、この企画が始まった経緯を教えてもらえますか？
花リナ：音楽プロデューサーの長戸大幸さん（TUBE、B’z、B.B.クィーンズ、ZARD、Mi-Ke、T-BOLAN、WANDS、大黒摩季、DEEN、FIELD OF VIEW、小松未歩、倉木麻衣、GARNET CROW他、数々のアーティストをプロデュース）に音源を聴いていただく機会をいただきまして、その音源がきっかけとなって実際長戸さんとお会いする事になったんです。初めてお目にかかった時に「小松未歩さんに歌声が似ているね」と言われまして。私自身「『名探偵コナン』がきっかけで小松さんの曲を昔からよく聴いていました！」というお話をさせていただいた所、「それだったらカバーに挑戦してみない？」とおっしゃっていただきました。
●長戸さんとの初対面はいつ頃ですか？
花リナ：2、3年前です。そこから、小松未歩さんのカバーを中心に他の曲も練習したり、歌詞を書いたり、勉強の日々を過ごしてきました。
●「歌声が似ている」という事ではありますが、カバーを聴く限り、小松未歩さんの楽曲や歌唱法などについて相当研究したのではないでしょうか？
花リナ：めちゃくちゃ研究と勉強をしました。歌い回しとか、喉の調節が自分の体にぴったり合うまでが難しくて、「もう〜どうしよう」って挫けそうになった時も正直あったんですけど、ずっと練習を続けていくと段々と体に入ってきて、今は楽しく歌わせていただいています。
●一番初めに挑戦した曲は何だったんですか？
花リナ：「謎」です。本当に難しい曲で、今までカバーした小松さんの曲の中で一番難しかったかもしれないです。
●個性的なメロディ・ラインですよね。
花リナ：小松さんの曲はキーの幅が広いので難しいんですけど、「謎」は特に苦戦しました。最初のうちは思うように歌えなかったんですけど、この様な機会をいただいた事を本当に感謝していますし、小松未歩さんは勿論、小松さんの作品を好きなファンの方をがっかりさせないように一生懸命練習してきました。今後も、小松さんの世界観を大切に、一曲一曲心を込めて歌っていきたいと思っています。
●ちなみに、これまでカバーした小松未歩さんの曲の中で一番歌っていて楽しい曲は何ですか？
花リナ：体に馴染んでからはどの曲も本当に楽しいんですけど、1stインプレッションで、「あっ、この曲好き!!」って感じたのは「あなたを愛してくこと」。すごく素敵な曲だし、歌っていて一番自分らしくいられる大好きな曲です。
●この曲は小松さんの11stシングル「君の瞳には映らない」のカップリングですが、花リナさんが選曲したんですか？
花リナ：実は長戸プロデューサーもこの曲がお好きで、長戸さんの方から勧められました。好きな曲が同じでビックリしました（笑）
●小松さんの歌詞についてはどんな事を感じますか？
花リナ：小松さんの歌詞は、私が思いつかない言葉や表現が使われていて、どの曲も心理描写や情景がとても素敵に描かれているな〜と思います。でも実は日本語のままだとニュアンスは分かるんですけど、描写や風景を頭の中に浮かべる事が難しくて、全部英語に一回訳すんです。そうしないと細かい所を感じ取れないので。
●英訳するんですか？
花リナ：はい。レコーディングでは日本語と英語の歌詞を同時に見ながら歌っています。
●面白いですね。英会話の方が得意なんですか？
花リナ：混ぜるのが一番得意です。
●自分で歌詞を書く時はどうしているんですか？
花リナ：今の所英語の歌詞の方が得意ですね。言い回しがちょっと違うので、日本語で自分の思っている気持ちを100%表せるか？といわれたら、まだ自信がないです。
●作詞は得意ですか？
花リナ：自分ではまだまだだなって思うんですけど、書いている時は楽しいです。
●いつかは自分の作詞した曲を歌っていきたいですか？
花リナ：そうですね。将来的にはオリジナル曲を作っていきたいと考えていて、今一生懸命制作に取り組んでいます。

●スタジオでのレコーディングには慣れましたか？
花リナ：やっと慣れました。環境の変化もありましたし、スタッフの皆さんとも慣れるまで緊張していましたが、今はとてもアットホームでリラックスして歌っています。
●前向きな気持ちにさせてくれる歌声や、清々しい歌唱映像から、女性にも好感が持たれるアーティストになるだろうなという印象を受けました。この雰囲気は、花リナさんのキャラクターがそのまま現れているのかなと感じますが？
花リナ：自分の事は自分が一番分かっていないと思うのですが、今この取材中は素の自分が出せていると思います（笑）。でも大抵の場合人前に出ると緊張しちゃうので、なかなか初対面から自分を出すのが得意じゃなくて。今はそこを直そうと頑張っています！
●歌で思いが伝わればいいですね。
花リナ：はい、そこはしっかり伝えていきたいです。先日初めてラジオに出させていただいて、今日は初のテレビ出演（収録）。初めての事が多い中で、ずっと諦めず続けてきて良かったと思いますし、もっともっと歌っていきたいし、早く一人でも多くの方に歌を聴いていただきたいと、改めて強く思うようになりました！
●では、花リナさんにとって、「歌の魅力」とはどんな所にありますか？
花リナ：例えば日本語とか英語とか言語に関係なく、何か伝わるものって絶対にあるので、日本語で歌う、英語で歌うという事には拘らず、祖父のように私も元気や勇気や希望を与えられるような存在になりたいです。

🌺花リナ 公式アカウント🌺
■OFFICIAL SITE　https://lit.link/hanarina
■OFFICIAL Twitter　https://twitter.com/_karina_hana_
■OFFICIAL Instagram　https://www.instagram.com/_karina_hana_/
■OFFICIAL TikTok　 https://www.tiktok.com/@_karina_hana_

インタビューに続いて、花リナさんのキャラクターをもっと深掘りするため、30個の質問に答えていただきました!!　

また、これまでに花リナさんがYouTubeでカバーした、小松未歩さんの楽曲（原曲）のライナーノーツを掲載。

そして、ほとんどメディアに登場することがなかった小松未歩さんが、4thシングルリリース時にオススメの映画を紹介してくれた貴重な当時の特集を公開（music freak magazine 1999年3月号掲載より）。
さらに、クリスマスにちなんで小松さんの好きな恋愛映画も紹介！（music freak magazine 2005年12月号掲載より）。

独自の感性により描かれる歌詞も評価が高い小松さんは、一体どんな映画に興味を持っていたのか？
興味のある方は、ぜひ続けてご購読ください。