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OLDIES GOODIES #58_映画『ブルーハワイ/blue hawaii』 ハワイアンソング特集

ミュージックフリークマガジンいち押しラジオ番組♪♪♪ フォークシンガー・ばんばひろふみ氏と、音楽プロデューサー・長戸大幸氏が圧倒的な音楽知識と豊富な経験で、1950~70年代の洋楽を中心に多くのアーティストがカバーする大ヒット曲やここでしか聴けない激レア音源等を紹介してくれる「OLDIES GOODIES」をご紹介!

ばんばん&大幸の「オールディーズ ・グッディーズ」第58回(2021.11.6放送回)は、映画『ブルーハワイ/ blue hawaii』(エルヴィス・プレスリー主演。1961年にアメリカ合衆国で制作、日本では1962年に公開された喜劇映画。)を中心に、ハワイアン・ミュージックの数々をご紹介!

Opening Music:10番街の殺人 / The Ventures

ばんばん)今週も始まりました「オールディーズ・グッディーズ」です、ばんばひろふみです

大幸)長戸大幸です

ばんばん)あの〜、大幸さんって聞くところによると海外にも別荘持ってるって話聞いて

大幸)いや、まあ

ばんばん)どこです?

大幸)ハワイに

ばんばん)い〜!ワイハ!

大幸)いえいえいえ、はい

ばんばん)行かれたりするんですか

大幸)はい、行きますよ

ばんばん)あ〜、ええね

大幸)はい

ばんばん)あの〜僕一回ね、バリが好きでね、凝ってた頃があって、バリで家安いですから買おか思うたんですよ

大幸)はい

ばんばん)そしたらね、なんか、所有者が、現地の人じゃないとダメだって言われて、「どう?」「それはー」っていう、、、諦めた事があるんですよ

大幸)別荘っていうかね〜、やっぱり持つもんじゃないですよね

ばんばん)そうですか、なんで

大幸)結局あの〜、維持費に金かかりすぎなんですよ

ばんばん)あ、自分が利用するよりも

大幸)はいはい

ばんばん)う〜〜ん

大幸)それと例えばその、誰かと一緒に行くにしても、毎回掃除しなきゃなんなかったり

ばんばん)そりゃそうですよね(笑)

大幸)いや初日は誰かに頼んでいいんだけど、初日の汚した物を

ばんばん)ほう

大幸)二日目、また入れなきゃダメと

ばんばん)ほう、ほう

大幸)で、三日目も、四日目の前の三日目に掃除しておかないと四日目が暮らせない

ばんばん)(笑)

大幸)それ言い出すとですね、毎日毎日掃除しなきゃなんない人とか、料理を作らなきゃならない人とか、片付けなきゃなんない人とか登場するじゃないですか

ばんばん)は〜は〜

大幸)それを考えたら絶対にホテルの方が良いですよ

ばんばん)あー、コストパフォーマンスとか

大幸)ええ、はい

ばんばん)なるほどねえ

大幸)その内飽きてくるしね、同じ場所ばっかりだと

ばんばん)そうか〜、そういうなんもあるねえ〜

大幸)だからあの〜、少々金かかっても絶対別荘よりもホテルの方が良い

ばんばん)良いホテル、移り歩いた方が

大幸)移り歩いた方が絶対良いです

ばんばん)なるほどね〜

大幸)掃除しなくて良いし、後片付けもしなくて良いし

ばんばん)あ〜そっか〜、いっぺんそんな事、僕も言うてみたかった

二人)(笑)

ばんばん)さ、と言う事で、その別荘がある今日は、ハワイの映画から

大幸)ああ、なるほど(笑)、今日はだからエルヴィス・プレスリーの『Blue Hawaii』という映画

ばんばん)この映画もね、ヒットしましたけども

大幸)これ〜、僕は小学校高学年、え〜中一になるくらいかなあ、ならないかなあ

ばんばん)うんうん

大幸)で、やっぱりハワイって憧れましたよね

ばんばん)そらもう日本人憧れのね

大幸)で、これ後でDVD見た時に、ハワイがあんまり映ってないんですよ

ばんばん)あ、ロケしてない、ハワイで

大幸)ロケは、一回くらい行ったぐらいですかね

ばんばん)あ、そうなんですか、へ〜

大幸)一回だけプレスリーが、一日か二日くらいビヤっと行って、後のハワイロケは全てハワイじゃないハワイ

ばんばん)あ、はい、どっかそのよう似たような

大幸)いやいやいや、スタジオの

ばんばん)え、書き割りで

大幸)書き割りだと思う

ばんばん)えっ(笑)、えらいしょぼいじゃないですか

大幸)いやいや、だからしょぼくないように上手く作ってあるんだけど、あまり行ってない感じですね〜

ばんばん)あ〜、そうですかあ

大幸)はい

ばんばん)へえ〜、でもそれでもやっぱりハワイの良さをこう描き出すっていうのもすごいねえ、映画は

大幸)はい、確かにこの時はね〜、ま、プレスリーが一回行ったんだと思うんですけどね、みんな見たことあるって言ってたんで

ばんばん)ふ〜ん

大幸)まずこの〜『Blue Hawaii』っていう映画の主題歌の「Blue Hawaii」を、エルヴィス・プレスリーの、聴いてください

TR-1 Blue Hawaii / Elvis Presley

ばんばん)なんか〜これは、まあ、ロックのスターだったエルヴィスが、ハワイアンに行ったみたいな

大幸)ははは(笑)ま、ウクレレとスティールギターですからね、何つってもハワイアンて

ばんばん)うん

大幸)だからこれ、同時にこの映画の中でエルヴィス・プレスリーが歌う「Hawaiian Wedding Song」ってのがあるんですよ

ばんばん)これもね、スタンダードで、結婚式では絶対

大幸)そうそう、これはもう昔からの曲なんですけど

ばんばん)ふうん

大幸)まあ、エルヴィスが歌って有名になった「Hawaiian Wedding Song」聴いてください

TR-2 Hawaiian Wedding Song / Elvis Presley

ばんばん)やっぱり〜、今でも日本人はハワイで結婚したいと

大幸)はい

ばんばん)憧れが強いですよね

大幸)はい、だから元々1958年くらいにアンディ・ウィリアムズで「ハワイの結婚の歌」って紹介されてるんですよ

ばんばん)おんなじ歌ですか?

大幸)おんなじ歌です

ばんばん)ほうほう

大幸)アンディ・ウィリアムズの方が有名だったかも知れないですね

ばんばん)あ、そうなんすね

大幸)はい

ばんばん)ふう〜ん

大幸)じゃ、アンディ・ウィリアムズの「ハワイの結婚の歌」

TR-3 The Hawaiian Wedding Song / Andy Williams

ばんばん)あの〜僕の友人で、ま、親友なんですけど、ハワイで結婚式を憧れて

大幸)はい

ばんばん)で、自分でこの歌をハワイで歌うんだって言ってたんですけど、今だに願いは叶わず、一人でおりますけども

大幸)ああそうですか(笑)

ばんばん)この歌を聴くたびにそれを思い出します(笑)

大幸)この映画『Blue Hawaii』でやっぱり有名になった曲は「好きにならずにいられない」

ばんばん)これはこのアルバムに入ってたんですよね

大幸)あ、って言うかね、シングルは日本でも、あの〜、「ロカ・フラ・ベイビー」かなんかのB面だったんですよ。

ばんばん)あ、そうなんですか

大幸)だから最初は〜、これ、まあそんなには騒がれてなかったはずなんですよ

ばんばん)いまやもうエルヴィスを代表する

大幸)いやもうそうなんだけど

ばんばん)ねえ、うん

大幸)日本でもB面だった気がします

ばんばん)へ〜、そうですか

大幸)その「好きにならずにいられない」を聴いてください

TR-4 Can’t Help Falling In Love / Elvis Presley

ばんばん)改めまして、Oldies Goodiesですが、えー今週は『Blue Hawaii』を中心に色々曲を聴いてもらっておりますが

大幸)さっきのは、マルティーニの「パリの喜び」に似た曲にできてますよね

ばんばん)ふ〜ん

大幸)で、「月影のなぎさ」って曲も歌ってるんですけどね、ご存じですか?

ばんばん)エルヴィスが、いや知らないです

大幸)これね〜、後で聴かせるんですけど、アンソニー・パーキンスっていう映画俳優いるでしょ

ばんばん)はい、あのー

大幸)男性の、その〜アイビールック

ばんばん)そうでしたね

大幸)アイビールックの一番の

ばんばん)はいはい

大幸)あの〜スクリーンとかでいつも出てくる

ばんばん)うん

大幸)彼が歌ってるんですよね

ばんばん)あ〜そうですか、へえ〜

大幸)1957年ですけども、ま、そんなに、24位くらいしかいってないんだけども

ばんばん)うん

大幸)この曲を、エルヴィスが、いわゆる『Blue Hawaii』の中で歌ってるんですよ

ばんばん)あ、そっか、ふ〜ん

大幸)このエルヴィスが歌ってる「月影のなぎさ」を聴いてください

TR-5 Moonlight Swin / Elvis Presley

ばんばん)アンソニー・パーキンスって元々は歌手ではないんですよね

大幸)いや映画俳優だと思います

ばんばん)『サイコ』

大幸)そうですね

ばんばん)とか、ね

大幸)『サイコ』であまりにもヒットして、それでイメージがもうついちゃって

ばんばん)ああ〜

大幸)ヒッチコックの映画ですよね

ばんばん)そうです

大幸)あのシャワールームで女の子が切られて「キャー」って言う

ばんばん)そうです

大幸)まあ、言わばホラーの最初の、みたいな感じでしたよね

ばんばん)そうでしたよね〜、スプラッターの

大幸)はい、これのー、アンソニー・パーキンスの歌う1957年の「月影のなぎさ」を聴いてください

TR-6 Moonlight Swin / Anthony Perkins

ばんばん)あのー、この『Blue Hawaii』という映画にぴったりな選曲ですね、これ

大幸)そうです、こっちのがまた良かったんですよ

ばんばん)はあ、ふん、もうほんとに

大幸)だから僕は、あのープレスリーも大好きなんですけど

ばんばん)うん

大幸)いや〜、アンソニー・パーキンスもそうなんだけど、あの、なんて言うのかな、映画俳優がたまに歌う下手ウマな感じ

ばんばん)うんうん

大幸)上手いんだけど、ちょっと下手な、が、やっぱり魅力的だなと

ばんばん)うん、なるほどね

大幸)だから、渡哲也の「くちなしの花」とか

ばんばん)「くちなしの花」、あ〜はいはい、裕次郎さんですか

大幸)そう、あの辺がやっぱりなんか、だからうちの会社でもやっぱりあのー、DEENなんかはなかなかその下手ウマの極地でなかなか良かったなと思うんですけども

ばんばん)ふんふんふん

大幸)下手ウマが好きなんですよね、新鮮な感じがして

ばんばん)やろうと思っても、でもなかなかできないですよね

大幸)できないです

ばんばん)下手ウマにね

大幸)はい、映画俳優〜の主役の方って大体下手ウマですよ

ばんばん)ああ〜、はいはい

大幸)だからど素人の女の子とか連れてきたりしてますし

ばんばん)はいはいはい

大幸)その下手ウマな感じが良いんですよね

ばんばん)なるほどね

大幸)その代わり、周りを全部上手い人で固めて

ばんばん)うんうん

大幸)で、その役者の上手い人たちが、主役すると全然良くないんですよ

ばんばん)あ〜

大幸)主役だけが、ま、いわゆるなんて言うのかな、下手ウマで、周りが全部上手いとすっごい良い映画になると思うんですよね

ばんばん)はあ〜、なるほど

大幸)あの〜、この間亡くなった、さいとう・たかをさんの『ゴルゴ13』もそうなんだけど

ばんばん)うん

大幸)『ゴルゴ13』の中の、ゴルゴ13以外の劇画がものすごくリアリティがあるんですよ

ばんばん)あ〜そんなんですか

大幸)はい、も〜写真のように、街中とかが本当にリアルに描かれてるんですよ、劇画っぽく

ばんばん)うん

大幸)ゴルゴ13がちょっと下手な感じが出てても、すごく良いかなっていうのと似てる

ばんばん)あ、その対比がすごい

大幸)はいはい

ばんばん)なるほどね、うん

大幸)それでこの後、まあ同じくその〜『Blue Hawaii』の中で「アロハ・オエ」って曲があって、これ〜僕らが子供の時にハワイでは「アロハ・オエ」っていう曲が有名だって聞いて

ばんばん)「アロハ〜」っていうね、挨拶

大幸)そうそうそう、「アロハ・オエ」ですけど、エルヴィス・プレスリー聴いてください

TR-7 Aloha Oe / Elvis Presley

大幸)この「アロハ・オエ」と同じく、「カイマナ・ヒラ」っていう

ばんばん)これもハワイアンで

大幸)ハワイアン

ばんばん)うんうん

大幸)1960年前後のハワイアンブームで

ばんばん)なんか日本にもね、たくさん

大幸)うん、大ヒットしたマヒナスターズとか

ばんばん)そうでしたね

大幸)はい、だから〜その辺演歌にも行くんですけど、まずはあの〜当時、まあ、こういうハワイアンの一番人気があったエセル中田という女性がいた

ばんばん)ハワイの人なの?

大幸)いや、そこまで詳しくない、調べてないんですけど

ばんばん)うん

大幸)エセル中田さんが歌う「カイマナ・ヒラ」を聴いてください

TR-8 カイマナ・ヒラ / エセル中田

ばんばん)改めまして「オールディーズ・グッディーズ」、今日はですね『Blue Hawaii』を中心に、ま、ハワイアンですね

大幸)はい

ばんばん)なんかハワイアンて〜、こういきなりその〜雰囲気が、ふっと出ますね

大幸)はいはい

ばんばん)これスティールが入ってる

大幸)スティールとウクレレですね

ばんばん)ウクレレ、ホンファホンファいう音ね

大幸)そうですね

二人)(笑)

大幸)まあ、あの、ギターの弾けない人が最初に手にするのがウクレレで

ばんばん)ウクレレですねえ、僕全然ウクレレは弾いた事ないすよ

大幸)あーそうですか

ばんばん)うん

大幸)あの〜いわゆるハイコードでAマイナーありますよね

ばんばん)はい、あります

大幸)Aマイナーも下の4弦の、一番下のはずの音、ありますよね

ばんばん)うん

大幸)それを1オクターブ上げるんですよ

ばんばん)へえ〜、あー、そうなんですか

大幸)だから音的には、極端な言い方したら、ギターの一弦、二弦、三弦、四弦と一緒なんです

ばんばん)なるほど

大幸)四弦だけオクターブ上れば

ばんばん)はあ〜〜〜

大幸)いや面白いからいっぺんギターで弾いてみると面白いですよ

ばんばん)あ〜いっぺんやってみようかな

大幸)ハワイって言うと、「カメハメハ大王」でしたっけ

ばんばん)カメハメハ大王(笑)、昔の王さん

大幸)王様、あれねえ「カメハメハ大王」ってどこで切るか知ってました

ばんばん)どこで切る? カメハメハ・・・いや

大幸)確かね、「カ・メハメハ」だったと思う

ばんばん)「カ・メハメハ」! 

大幸)違ってたら悪いですけど

二人)(笑)

大幸)え〜、次は「チョット・マッテ・クダサイ」って歌あったでしょ

ばんばん)ありました

大幸)子供の時に

ばんばん)はい

大幸)若い時に、僕らがいくつくらいの時かな、高校くらいかな? あの〜「チョット・マッテ・クダサイ」と、佐良直美さんの「世界は二人のために」って、似てるんですよ

ばんばん)あ、そうなんですか

大幸)はい

ばんばん)へえ〜

大幸)まず「チョット・マッテ・クダサイ」サム・カプー聴いてください

TR-9 Chotto Matte Kudasai (Never Can Say Goodbye) / Sam Kapu

ばんばん)わ、コレこの歌知ってたんですけど、こんなじっくり聴いたん初めてですわ

大幸)うん、で、佐良直美さんって当時人気があって「世界は二人のために」ってよくヒットしたでしょ

ばんばん)大ヒットしましたね

大幸)これもちょっと聴いてみてください

ばんばん)はい

TR-10 世界は二人のため / 佐良直美

ばんばん)なるほどね、うん

大幸)なんかね、これね、でもね〜、どっちが先だったかよく分かってなくて

ばんばん)「チョット・マッテ・クダサイ」というのは、日本で作られたんじゃないんでしょ?

大幸)なんかでもね〜、あの〜、ジェーン・ナカシマとかっていう、ジェーンだったかな、ジーンだったか忘れたけど、多分日本の方なんで、ナカシマなんで

ばんばん)ああ、そう、へ〜

大幸)の、作詞作曲なんですけどね

ばんばん)うん

大幸)その方の、まあその〜どっちが先だったか同じような時に出てきたんでね

ばんばん)ふんふん

大幸)もう一度「チョット・マッテ・クダサイ」を、ザ・サンドパイパーズの「チョット・マッテ・クダサイ」聴いてください

TR-11 Chotto Matte Kudasai (Never Can Say Goodbye) / The Sandpipers

ばんばん)途中から

大幸)なんか似てるでしょ

ばんばん)似てきますねえ

大幸)はい、で、まあ話は次になるんですけど

ばんばん)はい

大幸)「幸せはここに」って曲、ご存知ですか?

ばんばん)ああ、あの、タイトル知ってましたね

大幸)これがね、大橋節夫さんていう

ばんばん)ハワイアンやってる人だったですか

大幸)そうそうそう

ばんばん)

大幸)僕はあの、小学校の時に大好きだった人なんですけど

ばんばん)スティールギターかなんか弾いて、違いましたかね

大幸)はい、確かハニー・アイランダーズだったと思うんですけど

ばんばん)ハニー・アイランダーズ、はい

大幸)この大橋さんっていう、ま、歌も歌って〜、曲も書いて〜、意外とかっこよかったんですよ、おじさんにしては

ばんばん)うん

大幸)その大橋節夫さんのハニー・アイランダーズの「幸せはここに」を聴いてください

TR-12 幸せはここに / 大橋節夫とハニー・アイランダーズ

大幸)良いでしょ

ばんばん)はい、これなんかやっぱり〜ハワイアンですから、裏声使うって所が、お決まりなんですか

大幸)そうですね

ばんばん)ふうん

大幸)これと同じくその〜、和田弘とマヒナスターズ

ばんばん)うん、一世を風靡しましたけど

大幸)はい、こちらの方の「泣かないで」って曲をちょっと聴いてもらいたい

ばんばん)はい

TR-13 泣かないで / 和田弘とマヒナスターズ

ばんばん)いや、これはなかなか、時代ですね

大幸)はい、お座敷小唄とか、「再会」、松尾和子さんとかやってたじゃないですか

ばんばん)うん、このサウンドも、一つのブームでしたね

大幸)そうそうそう、だからその〜、ま、和田弘さんて結局あの〜スティールギター弾いて、あんまり顔出てこなかったですけど

ばんばん)はいはい

大幸)歌謡曲の、大半これやってたんですよね

ばんばん)ほんとですよね

大幸)うん、で同じくね、このハワイアンの時に、鈴木道明さんっていう、ご存知ないですか?

ばんばん)知らない

大幸)作曲家で、僕がすごく尊敬していた人がいて

ばんばん)へえ〜

大幸)この方はね、40曲くらいしか曲書いてないんですよ、生涯

ばんばん)ふんふん

大幸)40曲が大体全部売れてるんですよ

ばんばん)あ、そうなんですか

大幸)はい、で、この鈴木さんというのはジャズとかハワイアンとかのようなニュアンスの曲が多くて、当時日野てる子さんていた

ばんばん)日野てる子さんいらっしゃいました、はい

大幸)ちょっと綺麗な方

ばんばん)はい

大幸)あの方の「夏の日の思い出」って、これも鈴木道明さん

ばんばん)あ、それもヒットしましたね

大幸)はい、ま、1965年なんですけど、鈴木道明作曲の、日野てる子さんの「夏の日の思い出」

TR-14 夏の日の思い出 / 日野てる子

大幸)作詞作曲、鈴木道明さんなんですね

ばんばん)そうですね〜、ふう〜ん

大幸)同じく作詞家で、すごくやっぱり、シャンソンから来て尊敬してたのがやっぱり岩谷時子さんで

ばんばん)あ〜はい

大幸)加山雄三さんのところに書いてたんですけど、加山雄三さんにもハワイアンみたいなのがあって

ばんばん)ありましたね、はい

大幸)「お嫁においで」ですね

ばんばん)はい、これも大ヒットして

大幸)はい、「お嫁においで」を聴いてください

TR-15 お嫁においで / 加山雄三

ばんばん)ばんばん&大幸の「オールディーズ・グッディーズ」今週もあっという間に時間が来てしまいましたけど、この〜なんか良いですね、ハワイアン系は

大幸)うん

ばんばん)あの〜、なんかその〜、今の最後のね、「お嫁においで」とか聴くと、日本がこう高度成長期で、がーーっとなんか上がってた頃を思い出しますね

大幸)はい

ばんばん)う〜ん

大幸)だから夏のイメージ、夏とやっぱり、なんて言うのかな、別荘とかのイメージが出てきますよね、どうしも

ばんばん)開放感がね〜、ありましたけども、さて次回ですが

大幸)次回はね、ボサ・ノバ

ばんばん)お〜、渋いところへ行きますね

大幸)いえいえ

ばんばん)ボサ・ノバ、たっぷり聴いていただきたいと思います、ということで「オールディーズ・グッディーズ」お相手は、ばんばひろふみと

大幸)長戸大幸でした

ばんばん)そいじゃ、また来週までご機嫌よう

二人)さようなら


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