3月前半の日記(ややテンション低め)
3月8日
彼氏と映画デートの日。
一番好きな映画「ヴァージン・スーサイズ」を初めて映画館で見る。
1999年の映画だけど、監督であるソフィア・コッポラとユニクロのコラボ企画で今回1度だけ新宿の映画館で上映されるのだ。
大好きな映画を20年越しで映画館で見られるチャンス! ユニクロに感謝だ。
ただ、映画館のネット予約がカード決済のみだったので、カードを持っていない私は彼氏に頼んで予約をしてもらうことにした。彼氏がいてよかった。彼氏に感謝だ。
待ち合わせの新宿駅へ向かう。
久しぶりの新宿。人の多さや繁華街のガチャガチャした感じは何度行っても馴染めなくて、ちょっと怖さも感じて、自分は田舎者なのだと思い知らされる。
実は、ここ2、3週間はお出かけする機会が多くて疲れ気味。身体的な疲れというよりも、出かけるとなると不安が出やすくなるので精神的な疲れだと思う。
そのうえ、前日の夜によく眠れなかったこともあり、新宿駅の改札を出ただけで新宿の圧にやられてしまいすでにお疲れモード……。
本当は彼氏に最大限の感謝と喜びを伝えなければいけないのだけど、そっけない感じになってしまい、反省。
noteで日記を書くと、私はデートの度に反省しているな。もう付き合って6年近くになるのに……反省。
二人でミスドに行き、紀伊国屋に行き、夕飯を食べ(めちゃめちゃ美味しいパスタだった)、映画館へ。
チケットを手に入場を待っていると、「私、ヴァージン・スーサイズのチケット持ってる……ついに映画館で見られるんだ……」と感慨深くなって泣けてきてしまった。上映前どころか入場すらしてない段階で泣いてるの、かなり変な人だったと思う。ほかにそんな人は一人もいなかった。そもそも泣くような映画ではない。
ヴァージン・スーサイズ、やっぱり何度見ても好きな映画だった。おしゃれでかわいい映像と衣装、70年代のアメリカ、センスのいい音楽、プロムパーティー、かわいいブロンドの女の子、青春時代の儚さ……私の好きなものが詰まっている。
余韻に浸っていたかったけど、帰りの電車の時間がギリギリだったので、足早に駅へ向かった。
死ぬことばかり考えていた若き日の私に「ヴァージン・スーサイズ映画館で見られるよ! しかも彼氏とだよ!」と教えてあげたい。
3月11日
ユニクロへソフィア・コッポラのUTを買いに行く。
私は自称日本一のヴァージン・スーサイズのグッズコレクターなので、映画デートの日にホワイトデーのプレゼントとしてヴァージン・スーサイズのTシャツを彼に買ってもらったのだけど、それは着る用で、保存用も欲しいので。私のこういうところ、オタクだなって思う。
マリー・アントワネットのTシャツとトートバッグも購入して満足。
バス停で帰りのバスを待っていると、隣の公園からシャボン玉が飛んできた。シャボン玉なんて見るの何年ぶりだろうか。大人になってもちょっとテンションが上がるものなんだな、シャボン玉。
3月13日
精神科の通院日。
いろいろと焦る気持ちがあって、「何かしなくちゃ」とか、「このままじゃダメだ」とか思ってしまうと話した。
「今やれることをやっていくしかないし、もう充分やれてると思う」と言われた。
体調を0から10の数字で表してみるといいとのことだったので、さっそく手帳に体と心の調子を数字で書く。この日は体7、心5だった。
病院まで運転してくれた父と遅めの昼食を和食ファミレスで食べる。
店内はガラガラ。ロードサイドの店は大型トラックが通るたびに揺れを感じる。
天丼とミニそばのセット、少食の私には多すぎた。
3月14日
北千住へ買い物に行った。
おしゃれなカフェで食事をしようかと思ったけど、節約もしたいし、一人なのでスープストックへ。
安定のおいしさだけど、値上げされていてカフェのごはんと金額的にはあまり差がないと気づいた。きのうの天丼とミニそばよりも高い。比べちゃいけないんだろうけれど。
今年やりたいことリストのひとつにハンカチの買い替えがあったのを思い出して、フランフランのタオルハンカチをまとめ買いした。
帰りの電車で昼間なのに大きな缶のレモンサワーを飲んでいるおじさんがいて、それが妙に常磐線らしいなーと思った。