転職活動備忘録②「書類選考・面接編」

 初めましての方は初めまして。
 こちらは転職活動備忘録の2つ目の記事になりますので、①を未読の方は1つ前の記事からお読みください。
 それでは、下から続きです。

3.応募
 応募先の企業についてですが、私の条件は勤務地と職種だったので、希望勤務地近くのメーカーとSEに応募しました。
 結果から言うと、SEについては、書類選考落ち16社、面接したのは1社です。大学の授業でプログラミングに触れたことはありましたが、初心者でしたので、当然の結果かと思います。
 メーカーについては、軸ずらし転職にあたるケースが多かったですが、材料系と機械系の違いなどで書類選考落ち26社、面接3社(面接辞退1社含む)、内定2社です。
 応募した企業の総数は48社です。なので、転職活動序盤はひたすら書類選考落ちの連絡を貰い続け、転職活動が終わったら結婚すると宣言していたので、いつになったら結婚出来るのか不安で仕方なかったです。最近多く見られるようになっていた正社員型派遣は最終手段と考えていたので、とにかく希望勤務地のメーカーとSEに応募をしていました。希望勤務地のプログラミング系の会社のほとんどに応募したと思います。

4.書類選考・面接
 落ち続けてこのままでは一生結婚出来ないと諦めかけて、最終手段としていた正社員型派遣の応募を始めた頃に、マイナビ転職で応募していたSEの会社の面接の連絡が入りました。正社員型派遣の面接の連絡も来ていたので、有休を申請し、2社を1日に受けました。
 面接の対策は、dodaから面接ウェビナー(Zoomのウェブセミナーのこと)の案内があったのでそれを観て参考にしました(ウェビナーの日程が面接前日だったので、ウェビナーを観た後に面接対策の修正をしました)。あとは、応募先企業のホームページを隅々まで見て、どういう会社なのかの理解を深めました。
 実際の面接についてですが、遠方だったことと、感染症拡大防止の面から最近はWeb面接が増えており、私も面接はWebでした。Web面接だとカメラの死角が映らないことを利用して、志望動機や経歴の暗記が出来なかったので、単語を羅列したメモ帳をカメラに映らないところに置いて面接を受けました。
 最初にSEの会社(A社とします)を受け、その2時間後くらいに正社員型派遣(B社とします)の面接を受けました。中途採用の面接の流れは大体どこも同じなので、調べるとすぐに分かりますが、
 自己紹介(名前、出身大学・研究内容、現職の仕事内容、力を入れて来たことを1分程度で話す)
  ↓
 転職理由
  ↓
 志望動機
  ↓
 入社後のビジョン
  ↓
 入社可能時期
といった流れで進んでいきます。面接官から間で深堀りするような質問もされますが、基本的にこの流れです。入社可能時期は就業中の方は、勤務先の就業規則に合わせて回答する必要(退職届提出から1ヶ月後が退職日といったように各会社で決まりがあります)がありますが、現職の引き継ぎもありますので内定通知書を頂いてからご相談させてくださいと回答すると無難です。
 面接時間は約30分が平均的ですが、A社は18分程で終わりました。思っていたより短く終わったので呆気なかったです。続いてB社についてですが、誓約書を交わしていて詳しく書けないのですが、面接といった硬い雰囲気ではなかったです。
 面接から2週間ほどして、A社は不採用の連絡が来ました。面接実施メールを頂いた時に、私と別の人宛のメールが間違えて送られてきていて、ライバルがいるだろうと思っていたのですぐに諦めがつきました。その数日後に、B社からは二次面接の連絡を頂きました。こちらはdodaを通じて応募していたので、エージェントから連絡を貰いました。
 B社の一次面接の結果を待っている間に、新しくC社に応募していたですが、そちらも面接の連絡を頂いていました。C社は専攻に近いメーカーだったので、採用されそうだと思っていました。しかし、C社から面接前アンケートというものが送られてきて、考えを改めることになりました。その内容は、持病の有無や無断欠勤・遅刻をしないかなどのアンケートというより、採用の基準にしそうな内容でした。また、就業条件を見直して、年間休日の記載がないことや少しブラックな雰囲気を感じていたので、就業していくのは厳しそうなので辞退しますという旨の連絡をしました。業務内容は魅力的だっただけに残念でしたが、新婚生活を始めたのに早々に倒れるわけにはいかなかったので仕方ないと思いました。
 そのようなやりとりをしている間にも、dodaでエージェントから送られてくる求人票を見返し、応募をしていました。その中のD社が素材の研究開発職を募集しており、現職の就業条件とも近かったので応募したら、一次面接の連絡を受けました。B社の二次面接の日程調整中だったこともあり、有休をとってまとめて1日で受けようと思ったら、B社から定時後に面接可能だと連絡を頂いたので、B社とD社の面接は別日になりました。
 B社の二次面接についても詳細は割愛しますが、一次面接と似たような雰囲気で終わりました。
 B社の面接からD社の面接日までに期間があったので、その間に2社応募をしていました(ここはどちらも後々書類選考落ちしました)。
 D社については、もうここが落ちたらB社にしようと決めていたので、背水の陣の気持ちで面接対策をしました。企業のホームページを隅々まで閲覧し、業務内容の理解を深め、競合他社を調べ(同業他社を一括見積もり出来る顧客向けのサイトを使うと競合他社の名前が分かります)、応募企業の強みや特徴を考えました。
 その甲斐があってか、経歴がマッチしたからか、一次面接の数日後に二次面接の案内を頂きました。他にもライバルがいたことをエージェントから教えて貰っていましたが、私の方が近い職種だったこともあり、通過出来たみたいです。
 B社についても内定を頂いたのですが、二次面接をした時に他に受けている会社があり、その結果を待ちたいという話をしたら了承を得られていたので、内定承諾を待ってもらうことになりました。
 D社の二次面接の日程調整をする際には紆余曲折があり、省略しますが、結局一次面接をした日から1ヶ月後に二次面接を受けました。二次面接をする前に、エージェントと相談し、退職交渉を始めていました。理由としては、B社から内定を頂いていてD社が不採用だったらB社に入社することを決めていたこと、現職だった仕事の区切りがつきやすかったことがありました。退職交渉はまず直属の上司に話をし、その上司の更に上司にそれぞれ、結婚をするけれど遠方で通勤できなくなるので退職すると話をしました。理由が結婚だったので、話はすんなりと通りました。ここで、退職日と有休消化の期間も伝えました。その後、人事部に私から連絡をし、会社規定の退職届と退職の手続き方法と書類を貰いました。
 一通り退職の準備を整えたところで、D社の二次面接を受けにいきました。二次面接は本社で、役員と人事部長と面接をしました。流石にメモを用意するわけにはいかなかったので、現地に行く電車の中でひたすら暗記をしましたが、面接本番は和やかに話をして終わりました。面接が終わった直後に適性検査を受け、それも終わったら人事部長から内定を出すという言葉を頂きました。D社から内定を頂いたら入社する気持ちだったので、その場で入社したい旨を伝え、後日正式に採用通知書を送るという話になりました。
 後日、エージェント経由で採用通知書が送られてきて承諾をした際に、B社には辞退することをエージェントから伝えて貰いました。D社が不採用になった時はB社に入りますと言っていましたが、B社の内定を頂いてから1ヶ月も待って頂けたことは感謝してもしきれないです(転職での内定の有効期限は大体2週間ほどです)。
 こうして転職先が決まり、晴れて結婚の準備に取り掛かり始めることが出来るようになりました。転職活動を開始して、約4ヶ月で転職先が決まりました。転職活動の平均が2〜3ヶ月と言われていますが、私の場合は希望勤務地を特定しての転職だったこともあり、少し時間が掛かりました。それでも、納得の行く転職活動になったかと思います。

 今回で転職活動の話は終わります。
 備忘録③を書くとしたら、内定承諾から退職日までのことを書こうかと思いますが、気長にお待ちいただけたらと思います。
 ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

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