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6.脳内記録part1

移り変わりやすい私の脳内記録。

過去が変えられないことはよくわかってる。

亡くなった大好きな人はどう足掻いても生き返っては来ないし
解散した大好きなバンドも再結成は今のところ有り得なさそうだし、有り得たとしても前のような形ではないと思うし
距離を取った友人とも、もうあの頃のような純粋な気持ちで会えない。


ごめん、こんな出来損ないの私だけど、
それなりに嫌な思いもいい思いもして、歳をとって来たんだと思う。


ずっと、ずーっとひとりぼっちの気分だった。
大好きな人が隣にいてもそう。

唯一、隣で一緒に歩んでくれた音楽があった。
この音楽が、当時色のない匂いのない世界で私の全てだった。

その音楽でさえ永遠じゃなくて、もう一緒に歩んでくれないとわかった時にも孤独を感じた。
今も一緒に歩くことはなくても、寄り添ってもらってばかりなんだけど。


何が言いたいかわからない。

でも、一つだけわかることは
私はずっと寂しかったし、たぶん今もずっと寂しい。

誰よりも人との繋がりに執着しているのかもしれない。

だからこそ、いつも笑顔を向けてくれる人が、私はとっても大好きなのだ。

それが重いのかもしれないけど。

そんな私なんかに寄り添ってくれる生き物に数年前出会い、
その子を大切にしなければならないのに出来なくて、
もがいてもがいている今。

この子を、この温もりを、
大切に出来る自分でいたいと心から思うし
そうなれたら少しは何か自分の中で変わるのかなとも思う。

変わりたい。
戻りたくない。



自分の言葉が、人を傷つける刃物になっていませんように。
自分の言葉で、人を笑顔にできる人間になれますように。


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