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江國香織が好き

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大好きな江國香織さんの本の感想を書いています。
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2019年10月の記事一覧

ふつうとちょっと変。ふたつの世界に引っ張られる|江國香織『神様のボート』

中田敦彦さんのyoutubeチャンネルで、文学は課題定義だ!と言っていたのを聞いて学生時代の授業を思い出した。そう言えばそうだった。 江國香織の本が好き。読んでいたら切なくなる、でもどこかふわふわ気持ちよくなる。 でもこの本も、課題定義なんだよな、と思って読み解いてみた。 『神様のボート』あらすじ 葉子と草子は母娘2人暮らし。葉子が骨ごと溶けるような恋をして生まれた草子。“あの人”(葉子にとっては好きな人、草子にとっては父親)と出会うために2〜3年おきに関東近郊で引越しを