【音楽の話①】
生まれて初めて買ったCDってなんだった?なんて話題で盛り上がろうかと思ったけど、あれ、でもよく考えたら最初ってなるとあの頃はレコードだった……たぶん風見しんごの『涙のtake a chance』だったと思う。
家にあった赤いレコードプレイヤーを囲んで家族で聴いてたのを覚えてる。自分のレコードなんて1枚しかなかったからそれこそ何度も何度も同じレコードを聴いてた。あと姉が買った南野陽子の『吐息でネット』。親が持っていたレコードの記憶は全くない。
それにしても『吐息でネット』ってタイトルはなんだ、なんなんだ。思わずYahoo!知恵袋のお世話になってまで歌詞とタイトルの意味を調べちゃったけど、調べてみても理解不能だった。
化粧品のタイアップ曲ってことでコンセプトありきとかそういうのは理解できるんだけど、いや『吐息の水分が唇にネット状のベールをつくる』ってとこから意味不明ではあるが、じゃあ新曲は『吐息でネット』ね、ってなる思考回路が破天荒すぎる。なのにものすごく響きが良くて忘れられない。ヒソカの3つ目の念能力って言われても納得の語感の良さだもの。
ちょっと待って、吐息の水分ってなんだよ、よく考えると気持ち悪いな。そもそも吐息ってなんだっけ……ちょっと誰か今すぐ吐息を吐いてみて。
その次に姉が買った南野陽子の『はいからさんが通る』も当時はなんのことやらサッパリで、映画も観たと思うんだけど阿部寛のイメージが強すぎて、しかも記憶が帝都大戦と混濁しており、爽やかだった阿部寛が死んだ後に不気味な姿で生まれ変わって大暴れする映画だと思ってたけど調べてみたら全然違った。こんな記憶違いもあるんだなと正直自分でも驚いているぐらいに、なんなら今すぐ阿部寛に謝りたい。
いつだか誕生日が同じ芸能人を調べたら真っ先に出てきたのが南野陽子で、全く興味なかったけど不思議な縁を感じていたりもする。
南野陽子とカールスモーキー石井が破局した際に、「貧乏くさい」と言われてた時はほんの少しだけどカールスモーキー石井にイラッとしたよね。
ここまで勢いで好き勝手に書き殴ってから気がついたんだけど、書き殴ったと言ってもほとんどが南野陽子の話だけど、最初に買ったレコードね、テレビの歌番組を観ながら姉とどっちの曲が1位かみたいに盛り上がってた記憶があることに気が付いたんだ。だから『涙のtake a chance』じゃなくて光GENJIの『ガラスの十代』だった、間違えた。
風見しんごにも今すぐ謝りたい。
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