アネム 2003.2.16
■アネム
誕生日にアネムとズズのぬいぐるみを買ってもらったすみれ。
早速その晩、布団の中にアネムとズズも持ち込んだ。
しかし布団には先客がいる。
それはすみれが一番気に入っている「おっきいわんわん」。
こいつがまたビッグサイズなのだ。
布団にうつぶせになって、「心地よい姿勢」を模索するすみれ。
左を向けばズズ、右を向けばアネム。その隣には大きいわんわん。
なかなか姿勢が定まらず非常に寝苦しそうだ。
そのうちすみれがいらっとした感じで言った。
「アネム、やだ」。
どうやらアネムが邪魔らしい。
そして「おっきいワンワン、おっきいワンワン~」と半泣きになった。
慌ててアネムとズズを取り除いてやると、犬のぬいぐるみにぎゅうっと抱きついて、ようやくほっとしたように目を閉じた。
やはりさすがに自分と同じくらいのサイズのぬいぐるみ3つを抱えて眠るのは無理だったらしい。
■チョコ好き
おいしい物は一度食べたら忘れない。
何かの拍子にチョコをあげたら、そのあと「チョコちょーだい」とうるさい。
「バレンタインデーにチョコを作るんだ」とひばりが私に言ったら、その瞬間に「ういもー。ういもチョコ!!」と言葉尻を捕らえて、うるさいうるさい。
夕べは私の母に「ココア、ココアちょーだい。」とぎゃあぎゃあ言っていたところを見ると、前に母にすみれをみてもらっていたとき、どうやら母はココアをサービスしてしまったらしい。
■ころん
プーさんの絵本を持ってとことこ歩いていたすみれが、突然居間の床にころんと寝転がった。 仰向けに寝たままで、じっと絵本を見ながら、何か言っている。
よく聞いてみたら、「うんち、あったー。うんちあったー。」と言っている。
うんちをしたのでオムツを替えておくんなまし、というつもりだったらしい。
■ちらい
この間、保育園のホールへ行ったら、海の音をラジカセでかけていた。
すみれはその音がいやだったらしく、「海、やや。海、ちらい(嫌い)。海、ちらい。」といやがっていた。
■涅槃会
宗教行事が盛んなすみれの保育園では涅槃会というのがある。
(涅槃と聞いて、沖雅也と思ったあなた‥同年代ですね)
「ねはんかい」だと思っていたら「ねはんえ」だった。
涅槃会の日は保育園にお花を持っていくことになっていた。旦那はそのためにわざわざ駅前まで花を買いに行ったのだ。ご苦労さま‥。
ちなみにすみれの保育園では2ヶ月に1回「おじぞうさまの日」というのがあって、その日は果物かお花を持っていかなければならない。お供えが大変な保育園なのだ。
涅槃会の日、すみれが保育園からこんなおみやげをもってきたのでびっくりした。
その名も「ねはんえグミ」。そそそんなものが売っているとは。驚いた。
■こども
すみれの誕生日の夜、旦那とあれこれ思い出を語っていたら、彼がしみじみと「経済状態とか自分の年齢とかそういうことを何も考えなければ、何人でも子どもがほしいなぁ」と言ったので、びっくりしてしまった。
こんなに育児に時間と労力を奪われていて、それでもあなたはそう思えるんだ?
旦那はもともとそんなに子ども好きという感じではなかった。 ひばりが生まれるまで5年間は二人だったのだが、特にほしがる様子も見せなかった。
ひばりが生まれて旦那は本当にかわいかったようで、それからは「子どもはたくさんほしいなぁ」なんて言っていたけれど、そのときは旦那はサラリーマンで子どもといられる時間はかなり少なかったので、それでそんなことを言えるんじゃないか、なんて少し意地悪く思っていた私だった。
私はどうかなぁ。
もう大変だから2人で十分だという気持ちの方が強いかなぁ。
母性本能に欠けているのか、旦那がそう言うから気が済んじゃってるのか、自分でもわからない。
お誕生日プレゼントの粘土
ちぎったり、ナイフで切ったり夢中で遊んでる
コンビニのアイスケーキが大好物
保育園の作品展で、自分が「作品」になっていた
これがひばりからすみれへの誕生プレゼント
なにゆえ竹?どこからこんなものを?
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