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iDeco(アウトプット)②

①では簡単に概要だけをアウトプットしたので、今回は税制面でのメリットを前より詳しく説明していこうと思う。

メリットは大きく分けて3つある。掛金の全額所得控除、配当利益の非課税控除、受取時の公的年金控除と退職所得控除である。

《掛金》
iDecoで積み立てる掛け金は全額所得控除になる。つまり、掛金分の金額が所得税、住民税から解放されるのである。
仮に住民税、所得税合わせて20%のAさんが毎月2万3000円積立ていた場合、毎月4600円の控除、年額5万5200円の控除が受けれるので、その年に収入から減るはずだった5万5200円が老後資金にベッドされるということだ。

《配当金》
通常、株や債券など金融商品で得られる配当には20.315%の課税がなされるが、iDecoの場合は全額非課税なのである。

《受取時》
受取時の控除は3種類の受取方法のどれかを選ぶかで変わってくる。

・一括で受取る場合
退職所得控除が適応され、30年間積み立てていた場合、非課税枠は1500万円まで
(退職所得控除額=800万円+70万円×(勤続年数-20年)

・年金として受取る場合
65歳から年金として受取る場合、公的年金と合算して非課税枠が年額120万円まで

60歳〜64歳まで間に受取る場合、非課税枠は年額70万円まで

・一時金と年金を組み合わせた場合
上記の非課税枠の金額をシンプルに合算したもの。

以上、上記が税制のメリットである。

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