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計算問題

分野を問わず解答に計算が必要な出題の対策問題です。


★過去問CHECK★
第16回(2)化学シフト
第15回(16)スライス枚数
第14回(6)エコー数 (7)二項展開パルス (8)傾斜磁場 (9)傾斜磁場 (16)SNR (18)スライス枚数
第13問(30)傾斜磁場 (7)SNR
第12回(6)SNR (12)撮像時間
第11回(17)TI (39)化学シフト (42)SNR (49)SNR
第10回(17)TI (22)SNR (49)化学シフト
第9回(2)SNR (22)傾斜磁場 (26) エコー数 (37)化学シフト (38)化学シフト
第8回(2)SNR (15)TI (26)化学シフト
第7回(8)SNR (14)FOV (21)化学シフト (26)SNR (30)FOV
第6回(18)SNR (27)化学シフト 
第5回(7) SNR (8)TI (20)SNR (33)化学シフト

計算問題が解けると試験中の勢いがつきますね!
範囲が多くて大変ですが,ここで一気におさえてしまいましょう。

☆計算に必要な知識
■√2=1.4
1421356 (ひとよひとよにひとみごろ)
■√3=1.7
320508 (ひとなみにおごれや)

少数第一位までの暗記で大丈夫です。試験本番では選択肢が実数の場合に対応できます。



問題1 同位相・逆位相の算出

  1. 第二の化学シフト
    第二の化学シフトによると1.5Tの磁場においてTE=4.5ms,9msであれば水と脂質中のプロトンは逆位相になる.この選択肢は正しいか?

  2. 二項展開パルス
    1-2-1 の二項展開パルス(binomial expansion pulses)によって水を励起する.1H の共鳴周波数を f[MHz],ケミカルシフトを C [ppm]とした場合のパルス間隔を求めよ.

  3. ケミカルシフト
    1Hの共鳴周波数が127.8[MHz]のMRI装置において,水と脂肪の磁化がIn-phaseを繰り返す周期を求めよ.
    ただし,R:繰返し周期[s],C:ケミカルシフト[ppm],γ:磁気回転比42.6[MHz/T]とする.

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