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T2*強調像とその周辺技術(SWI•QSM)

SWI・QSMを中心にT2*強調像とその周辺技術のまとめです。


★過去問Check★
第19回(10)QSM(18)T2*WI
第18回(9)SWI
第17回(17)SWI(38)SWI
第15回(13)SWI
第13回(23)SWI(45)SWI

過去問は日本磁気共鳴専門技術者認定機構のホームページにPDFデータが公開されておりますのでそちらをご活用ください★






問題1 SWI(susceptibility weighted imaging)

正しい記述はどれか.

  1. SWIは磁化率強調像を定量的に得る撮像法である.

  2. T2*強調像より磁化率の変化による位相ずれの感度が低い.

  3. 磁化率による周波数分散の違いを強調している.

  4. 強度画像を用いて石灰化と出血の鑑別ができる.

  5. SWIは位相画像にローパスフィルタ―を施す.

  6. 位相マスクは位相の正負のずれに基づいて作成される.

  7. 流速による位相シフトの影響を受けやすい.

  8. 静磁場強度は低いほうが微細な磁化率の違いを捉えやすい.

  9. 微量な鉄沈着や酸素飽和度(デオキシヘモグロビン量)の違いを描出できる.

  10. ボクセルサイズは小さいほうが微細な磁化率の違いを捉えやすい.

  11. SWIでGd系造影剤を用いると細い静脈が見えやすくなる. 

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