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ジャパネットの記事から創業社長の世代交代の難しさを感じてしまった話

日経ビジネスでジャパネットの記事を発見。創業社長の世代交代の難しさを感じさせてくれる良記事でした。

テレビショッピングで一時代を築いたジャパネットたかた。高田社長の軽妙な売り口上が特徴のテレビショッピングが有名ですが、同社長は2015年に引退してお子さんに社長を引き継いたもよう。

この世代交代のきっかけとなったのは会社の大きな意思決定の場面。大規模なセールを企画するにあたり、既に同社の幹部となっていたお子さんはセールを推進、かたや当時の高田社長はリスクが大きいからと消極的。最終的に管理職全員で多数決をとってみたら9割以上がセールを推進するお子さんのプランに賛成であったようで、その時はじめて「自分が部下の挑戦を止める立場になっている」ことを自覚して、思い切って後進に道を譲る決断をしたようです。

もちろん、この手の経営判断が成否どっちに転ぶかはわからないので、しゃにむにチャレンジする方が良というわけでもないのですが、そういったことも含めて「社内で自分がどういった立場になっているのか」「自分自身がどう思われているのか」といったことを俯瞰して正しく認識することはすごく大切なんだろうと感じました。

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