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バベルの塔の建設時は現代の大規模開発プロジェクトと同じようなことが起こっていたのかもしれない

何気なくtogetterを見ていたら「バベルの塔は言語が通じなくなって崩壊した」というまとめを発見。どういうこと?とよくよく読み込んでみたら、もうビックリするぐらい自分ごと的にも納得できる内容でした。

まとめの元ツイートはこちら。

バベルの塔はどうして失敗したんですか?

最初はみんなで建設していたんだけど、世代を重ねるうちに、設計だけして現場に出ない奴とか、現場しか経験したことがない奴とか、ろくに仕事しない手配師とかに分離して、もう互いに相手の言ってる言葉がわからなくなってプロジェクトが崩壊したんだよ。

ヤバい。あるある過ぎて怖いw

ソフトウェア開発の現場ではむちゃくちゃあるあるで、規模や人数が大きくなればなるほどこの傾向が顕著。開発現場以外でも多くの人が長期間関わる仕事であれば、どうしてもこうなりがちです。

なぜ言葉が通じなくなるとプロジェクトが崩壊するのか。多くの人たちで一つのものを作るということは、みんなが同じゴールを共有できた上で、自分がどういった役割を託されているのか正確に理解する必要があります。でないと、自発的に物事を考えることができなくなって、ちょっと予定外のことが発生するだけで逐一確認が必要になったり、下手すると意図しない方向に作業が進んで行ったりするものです。

そう考えると、プロジェクトの最初のキックオフで「何を作るのか」「それはなぜか」を丁寧に説明して理解を深めたりするのは大前提として、プロジェクトの途中でも常に会話を重ね、マインドの共通化を図ることがすごく大切だと再認識させられました。

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