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社内の風通しが悪くて他部門に協力しないのは管理職のマネジメントに原因があると思う

何気なくtogetterを見ていたら、社内の部門間の風通しが悪くて「お互いを頼らず応援もしない」という関係性についてピックアップされたまとめを発見。ドラマや映画の世界ではよく見るシチュエーションですが、実際こういうことってどれぐらい存在するものなんでしょうかね?

そもそも、こういった関係性になってしまう原因のほとんどは両部門を管掌する管理職のマネジメントに原因があるんじゃないかと思います。

経営はヒト・モノ・カネと言われます。これらのリソースを有効活用して目的を達成することが管理職の役割です。なのですが、管掌部門のリソースが部門単位で個別最適化してしまうと、部門間で重複業務や二度手間といったリソースの無駄遣いが発生してしまうものです。それゆえ、本来であれば部門を横断して重複事業を整理してスキルや経験に応じた最適なアサインをすることで部門内のパフォーマンスを最大化できることが理想です。

ですが、会社ではそれぞれの部門にミッションが設定されているので、自部門の成果に結びつかないことは本質的にはやりたがらないものです。こういった時に、部門間が協力しやすいように目標のゴール設定や評価の基準を変えたりすることで、両部門が協力する環境を作ってあげることが管理職の大切な業務であると思います。

もちろん現場メンバーも中間管理職も、全体最適のマインドを持って部門間協力を働きかけたりすることはとても大切です。ですが、現場間調整ではどうしても部門ミッションの壁にぶつかってしまいがちです。それゆえ、現場メンバーは自身で動きつつも、現場の状況を管理職に正しく報告することが大切ですし、報告を受けた管理職は是々非々を判断をして必要に応じて適切に部門間調整をやりきることがとても大切であると感じました。

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