こんにちはSHOGOです。先日公開した包茎vsズルムケの動画、見てくれましたか？こんな性のトピックを扱って欲しいってのがありましたら、ぜひコメント欄で教えてください。

それでは今回も学校で教えてくれない性のトピックを現役教師の僕がわかりやすく説明します。

今回のトピックは「セックスはいつからしていいのか？」

実はセックスをしていい年齢ってのがあるんです。

法律からみたセックスができる年齢、それからセックスをする前にどんな準備をしなければいけないのか動画で説明していきます。準備ってコンドームを使えばいいんでしょ？って思ってる人、それだけでは足りないですよー。

動画での説明はこちらです。

それではこちらが要点になります。

１セックスをしていい年齢
２セックスをする前の準備（避妊、性感染症予防）
３性の相談に行ける身近なクリニック

早速セックスをしていい年齢とは一体何歳からなのか、説明していきます。

この人とセックスをしてもいい、と思うのはセックスをすることに同意することです。そしてそれができる年齢のことを「性的同意年齢」と言います。自分も相手も同意をしなければ、それは性的暴行になって犯罪になります。なので必ずお互いがセックスをすることに同意する必要があります。

この性的同意年齢は国によって全然違ってくるんですけど、現在の日本の場合は男女共に１３歳以上と法律で決まっています。

じゃあ１３歳未満の人がセックスがしたい場合はどうするのか？

１３歳未満は先ほど説明した性的同意年齢に達していないので、法律的には同意することができません。なので、１３歳未満とセックスをしたら法律違反になります。

そして繰り返し言います。

例え１３歳以上でも相手が合意しなければ、それも犯罪です。

相手は自分とセックスしたいときっと思っているはず！と勝手に思い込んで、セックスしてもダメです。

続いてはセックスをする前の準備です。

じゃあお互いに１３歳以上でセックスをすることに合意をしました。じゃあセックスしようぜーと言って、してはいけないのがセックスなんです。なぜかというとセックスをするにはお互い、避妊方法、性感染症の予防方法、そして性に関する知識と理解が必要になってきます。

避妊方法・性感染症予防でいうと代表的なのがコンドーム。

しかし、コンドームの避妊率は実は85%しかないんです。

なので他の避妊法と一緒に行うのが好ましいです。例えば低容量ピルという薬。女性が飲んで避妊をする方法です。これはお医者さんに処方してもらわないと手に入りません。

それから女性の体の中に入れる子宮内避妊具のミレーナというのもあります。この避妊具は病院に行かないと入れられません。

性感染症予防ではコンドームの他に、ワクチンを打って予防することもできます。A型肝炎、B型肝炎はワクチンを受けると防ぐことができます。

避妊方法・性感染症予防というのはそれぞれの体に合った方法を選ぶ必要があります。何もしないでセックスすることは自分の体も相手の体も大事にしていないことになります。なのでしっかりこのことを話しあうことは必須です。

そして最後の準備ですけど、性の相談ができるクリニックに行けること。もしも避妊が失敗してしまって、妊娠してしまったり、性感染症になってしまったり、不安なことがあった時にどこのクリニックに行ったらいいのか事前に調べておく必要があります。

何かあってから調べるのではなく、冷静な時、セックスをする前にお互いがどこのクリニックに相談しにいけばいいのか調べておきましょう。もちろん僕もできる限り相談に乗ることはできますが、医療のプロたちにしかできないこともたくさんあります。なので、自分やパートナーがすぐに行けるクリニックが身近にあることを確認して置いてください。

ネットで泌尿器科や性病科、婦人科、レディースクリニックと検索すればいろいろ出てきます。ぜひ、自分のアクセスできるところを探しておいてください。

最後に一つ付け加えたいんですけど、セックスはお互いの心と体を想って初めてすることができます。自分だけよければ良いセックスなんて絶対ダメです。

はっきり言いますね。しっかり準備ができないならセックスはできません！

これだけ強くいうのは、片方がセックスをするという同意を得られないままセックスをしてしまって、悩んだり、体が傷つく人が後をたたないからです。なのでぜひ、性的合意年齢、それからセックス前にしなければいけない準備をこの機会に考えてみてください。