オナニーやめても劇的な効果なんてありません【オナ禁】

こんにちはSHOGOです。学校では教えてくれない性のトピックを現役教師の僕がわかりやすく説明します。

今回のトピックはテクノブレイク。

オナニーをし過ぎて性ホルモンが過剰に分泌されて死んでしまうというもの。ネット上にはほんっとあやふやな情報が出回っています。

例えば１日３５回の射精を１週間続けたら死んでしまったとか。。。このテクノブレイク、本当に起きるのか？オナニーのし過ぎで死んでしまうのかどうかわかりやすく説明していきます。（記事の最後に動画での説明があります）

それではこちらが要点になります

１テクノブレイクってそもそも何？
２本当にオナニーのし過ぎで死ぬ？

まずは１つめ。そもそもテクノブレイクってなんなんでしょうか？

テクノもブレイクも英語の言葉ですが、英語圏の人に聞いてみたところ全く意味が通じなかったです。それなに？音楽？って言われてしまいました。なのでこのテクノブレイクという言葉自体、日本にしか出回っていないようです。

このテクノブレイクですけどネットで調べてみました。するとオナニーを長時間することによって、性ホルモンが過剰分泌を起こし時には死んでしまうというのが意味が出てきました。

ここで注目してもらいたいのがオナニーの回数と性ホルモンの過剰分泌というところ。この2つどこの誰が調べたのか全く出所不明でした。

もしもオナニーのし過ぎで死んだ人がいるならば彼の射精の回数、オナニー前後の性ホルモンの分泌量の変化を測った人がいるはずです。何回射精したか死んでしまった人には聞けません。その人が射精した回数を死ぬ前にメモを残したとも考えにくいです。

さらに調べてみると１日３５回のオナニーを１週間続けてたら死んだとか出てきたんですけど、

まずは落ち着いて考えてみてください。

１日３５回もオナニーができると思いますか？それも１週間続けて。

35x7で245回も射精してるんですけど。それができると思うならぜひ挑戦してみてください。１０回も難しいと思います。

それからセックス中に突然死んでしまうことがあるという情報も出てきたんですけどこれはあながち間違ってはいません。それは通常「腹上死」と呼ばれています。

しかしこれはほぼ高齢者で心臓や血管に問題がある人にリスクがあります。セックス中は運動をしているようなものです。さらに興奮も加わると血圧と脈拍を上昇させます。

それが原因で心筋梗塞などを起こして突然死するといった例があります。健康な若い男子はものすごくリスクが低いのでセックス中に死ぬ心配をする必要はないです。

それでは本当にオナニーをし過ぎると死んでしまうんでしょうか？

セックス同様、オナニーでも高齢者で心臓や血管に問題がある高齢者はリスクがあるというが医療関係者の意見です。さらにタバコを吸う人や肥満、高血圧の方もリスクがあります。そういった人はタバコの本数を減らしたり、食生活を見直した方が心配して不安になるより効果的です。

オナニーをし過ぎて死んでしまったという話、実際にどこの誰に起きたことなのかどんだけ調べても出てきません。医者の知り合いにも聞いてみたんですけど、彼も一度もそんな症例をみたことも聞いたこともないそうです。

はっきりいいます。このテクノブレイクはガセネタです。

しかしテクノブレイクの存在を信じているのは大半が若い男子です。しっかりご飯を食べて、運動して、睡眠を取っていれば問題ないです。何度もいいますが若い健康な男子ならば特に心配する必要はないです。好きなだけオナニーをして大丈夫です

最後にひとつ付け加えたいんですけれどテクノブレイクという言葉はネット上で生まれた造語です。残念ながら世の中にはあやふやな情報を流して人を不安に落として楽しむ人がいます。

怪しいなと思ったらすぐに信じるのではなく、その情報はどこからきたんだろう？データはどこのものだろう？とググれば意外と見つからないのですぐにガセ情報だとわかります。怪しい情報を見たり聞いたりしたらまずは調べてみる習慣をつけましょう

どうだったでしょうか？少しでも役に立ったなぁと思ったら高評価ボタンやコメントお願いします。

日本一わかりやすい性教育のしょご先生