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2021年5月の活動報告

研修・コンサルティング

12日に愛知県でも3回目となる緊急事態宣言が出され、対面で予定されていた会議や研修会等もすべてオンライン開催となりました。

ごく一部ですが、資料等が公開されたものはこちらでもご紹介していきたいと思います。


官民連携による多言語相談窓口体制強化事業

今月より、事業全体について考える「検討委員会」とは別に、愛知県内の多言語相談窓口における官民の連携について考える「連携チーム」と、同じく相談事業に関わる人材の育成方法について考える「研修チーム」に分かれての議論をスタートさせました。

連携チームでは、主に県内のどのような機関が、どのような連携をとれるようになっていることで、相談対応が適切かつ円滑に行われるようになるか等を検討し、またそれに関して地域での好事例を探してみることになりました。

研修チームでは、主に対象者(相談員/通訳者/事業担当者、経験年数等)別にどのような研修内容が有用か、またその研修機会をどのように提供していくか(対面/オンライン、言語等)について検討していきます。

どちらも難しいテーマではありますが、様々な立場の方々としっかり議論していきたいと思います。


帰国困難者への生活支援事業

こちらについては別記事で毎月報告をアップしていますので、ぜひ下の記事をご覧くださいませ。


あいち新型コロナ対応ネットワーク

ついに、3月下旬から民泊で保護していた元技能実習生の転籍先が決まり、5月5,6日に新たな職場へと旅立ちました。

約1か月半、地域の方々にお世話になりながら、日本語の勉強に励んできました。新しい職場でも、会社や地域の方々と交流し、楽しい生活を送っていただけたらと思います。

写真:インドネシア民主化支援ネットワークの佐伯さん(中央)とインドネシア人技能実習生の2人。写真下は手作りのインドネシア料理。

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昨年4月からの当団体の活動(コロナ禍における外国人支援)について寄稿させていただいた書籍『アンダーコロナの移民たち』(鈴木江理子編著)が5月27日に明石書店から出版されました。

本ブログでもご紹介してきた、愛知県内の支援者ネットワークによる取組について簡単にまとめておりますので、よろしければご一読ください。

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愛知県の緊急事態宣言も6月20日までの延長が決定しています。

精神的にも負担のある生活が続きますが、もうしばらく辛抱して、希望する方のワクチン接種が進み、少しずつでも安心・安全な日々が送れるようになることを願います。


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